切符の時刻に合わせて路線検索で目的地までの乗り換え、運賃、到着時刻などあらかじめ調べておいた。行きは予定通り、帰りも予定通りの時刻で広島着。
移動中、何人のお世話になったことだろう。どの人にも親切にしてもらった。それにしても今回の旅の目的地である京都市美術館。何という混み具合だろう。広島→新大阪→山科→東山駅と新幹線、東海道本線、京都市営地下鉄と乗継ぎ目的地へ行く。ここまでは良かった。美術館を京都国立近代美術館と間違える。チケットを買おうとすると対面が目指す場所だった。この売り場にいた人によると長~い列に並んでチケットを買うようにとのこと。歩いて移動すると係りの人曰く「20分待ちです」。チケット購入するだけで20分、とびっくりする。広島の帰りの切符の変更はできない。このことは列の誰も知ったことじゃない。
何とかチケットをゲット。ところがコンタクトをするためトイレに行こうとするとこれがまた大変。入口と中にある2か所だけ。それも長い列。困った!と思っても並ぶしかない。目が見えるようになると中へGO~。人の歩きについていくと埒が明かない。ある程度さーと見て歩き、目指す絵を再度ゆっくり見て歩く。
フランソワ・デポルトの「狩人としての画家の肖像(自画像)」とヨハネス・フェルメールの「天文学者」が気に入る。絵を見る目的がフェルメールだったから当然といえば当然。それにしても牧歌的な絵はどれもいい!
ルーブル美術館へは以前出掛けたことがある。しかし、そこでお土産に腕時計を買ったことは覚えていてもあまり他のことは覚えていない。というか、以前は絵に対して興味を持っていなかった。それも仕方ない。
美術館を出るとまだ長い列が続いていた。同じ敷地内にある平安神宮をお参りしてしばし感慨にふける。小学校の修学旅行以来の参拝?お参り後、神宮の外を一周すると雰囲気のあるカフェを目にする。ここでキャラメルとナッツでできたケーキと珈琲でティータイム。歩きながら見た地図でさっき入ったのは京都国立近代美術館だったと知る。タブレットでそこを検索するとコレクション展でいい展示品がある。秋を表した日本画展とシャガールの絵などがあった。
カフェを出て近代美術館に向かう。人気はなくひっそりとしている。チケットを買おうとするとシニアは無料。これにはびっくり。中に入ると係りの親切なこと。これまた驚く。持っていたものをロッカーでなく案内所にあずかってくれるという。何と親切と感激してしまう。4階に上がるとコレクション展会場だった。
音楽が好き。とはいってもすべてのジャンルがわかるわけではない。そう思って絵を見る。絵もそう。すべてを理解しようとするのは無理。気に入った絵、特に今は抽象画でなくわかりやすい絵がいい。広々とした展覧会会場。次も絶対来る、と思って帰る。
トイレに入るとこれまた真っ白な明るい空間。何よこれは、とまた感激する。どういっても係りが優しい。館内も素晴らしい。トイレも多い。何もかも感動していると荷物を預けた人から「また来てくださいね」、と。「来ます。今度は特別展に来ます」と言って外に出る。
昨日の携帯万歩計は14396歩。お土産はフェルメールの天文学者のミラー。
今朝はこれから県北の美術館へGO~。先生の車に乗って行く現地美術講座。今日も楽しく!
向うに見えるのが京都市美術館。左側にはチケット購入の長い列 |
0 件のコメント:
コメントを投稿