ヴァイオリニストの古澤巌のブログを毎日見ている。昨日のブログは「古澤巌は、何ですか…」と問いかける。その人の初めてのブログは2011年5月。「はじめのブログしなきゃしなきゃで、時間だけが過ぎていた。でも、できないし。ずーっとブログに恋してた。」とあり、事務所の人に押されてブログを開始している。それが今では自分自身は何者かと問うている。
この問いかけはすごい。明後日、美術講座でゴーギャン展を見に行く。ゴーギャンも「われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか」と問いかけた画がある。これは見られないけど…。
古澤の自分への問いかけも毎日のブログでわかる気もする。どういっても文が哲学めいている。文才がある人なのだろう。こういうような文が書けたらと思いながら読む毎日。音楽だけでなく感性豊かな人だからこそ書ける文かもしれない。
朝から感動してしまった。その人のブログの中身はご本人のブログ拝見で…。今朝のブログにはその答えが書いてある。
感動といえば昨日もそうだった。知り合い2人と私の3人で大学院で再度学ぶ人のお祝いを兼ねたランチをする。話していて3人の共通項が3点あった。同じ大学に関すること、中国語、日本画の3点。大学院で学ぶ人とはさらに根本でつながっている。その人は日本画が原点で私は中国語が基本にある。育った国が違うので互いに知らない世界を追い求めていることになる。
とはいっても育った国の日本や日本画、あるいは日本の文化について話せよと言われれば何も話せない。昨日はまさにそのような日だった。ここに書くのも恥ずかしいほど日本の文化についてわかっていない。その人がこれから研究することの基本を聞く始末。日本語検定も一級を取得しているとか。その試験問題も日本人であっても聞かれると間違いだった。何ともお粗末。
ともあれ、主の指導教官の大学在籍任期5年の間に博士課程後期、それも博士論文取得とまで意気込んでおられる。何も手助けできそうにない。ただ頑張ってと応援するだけ。加油!加油!〇小姐!
元気を分けてもらった勢いで明日はいよいよ京都へGO~。
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