高速バスは北口出発。この思い込みはとんでもなく人を慌てさせる。
広島駅周辺はどこを向いても工事だらけ。高速バスは北口発車、その思いは見事に外れる。
早めに家を出る。予定のバスに乗ろうとバス停に向かうが、工事のため北口周辺は様変わりしている。尋ねようにも係りがいない。しかたなく、工事のガードマンにバス停を聞く。
なんと目的のバス乗り場は駅表口との言葉。疑念を抱きながらも南口に向かう。だが、工事の影響で簡単にはいけない。
働いてもいないのに通勤定期を購入している。それを利用して駅構内を通り抜ける。改札で再度聞くと北口からという。今、北から出てきたばかりというと観光案内所で聞くようにと告げる
いろいろ聞いてやっと目的のバス停に行く。それにしてもこの間の慌てようは半端ではない。
元はといえばバスセンター発に乗れば、問題はなかった。それを広島駅発にこだわった結果がこのありさま。
利用したバスは高速利用。だが、いわゆる高速バスでなく、路線バス扱いらしい。そのため、路線バスの停留所から発着していた。
1時間45分バスに乗ると友と待ち合わせの場所に到着。空いている車内なのに隣に人が座る。その間、座った人は何気ない話のあと、延々と降車時刻まで自分の信じる新興宗教の話をする。
降りようとする頃、案の定、連絡先を聞いてくる。紙を出してそこに連絡先を書くようにという。ここは鬼になって知らせず。
何でも人の言いなりになる顔に見えるのか、友だちとお昼を食べた後もそういう経験をする。
横に座って食事をしていた2人組の女性から声を掛けられる。友だちが適当に返事をする。だが、ついには友だちの車まで来て新興宗教のチラシを見せる。
この時も鬼になって関心のないことをはっきり告げる。
それにしても世の中、暇人がいるもの。もっと他にやることはないのだろうか。
友だちとは、合流後、車で美術館巡り。昨日の目的は友だちに会って日本画の先生から教えてもらった美術館にいくこと。田舎にある美術館とはいえ、広々とした敷地内にあるいい美術館だった。
美術館のテーマは「明日への輝き 28回平和展」。前期と後期に分かれ、後期も見に行く予定。画を見ながら話していると日本画を習い始めた時期、友だちも友禅画を習い始めたという。これも聞いてびっくり!
友だちとの付き合いは長い。だが、友だちが県北に嫁いでからは数えるくらいしかあっていない。たまにかかってくる電話は「病気のこと知ってる?」「足を骨折したの知ってる?」…。
笑ってかけてくるからいいようなものの、それを聞くものとしては驚くばかり。
一緒に遊んでいたころは本当に良くしてもらった。友だちは私よりも年齢は5歳下だが、まるでお姉さんのように思える。
友だちは2人のことを「ウサギとカメ」だという。ウサギは友だちの干支、カメはなんでもやることが遅いものをいう。これは大正解。よく言い表している。
カメはカメでも何でも自分のものにしている、と友だちはほめてくれる。ありがたい!そして何年も会っていなくても何の違和感もなく話せるところがいいとも言ってくれる。感謝、感謝!
この底辺には若い頃、自転車にも乗れず、泳ぎもせず、外国へも行かなかったことがある。それもすべては友だちのおかげでできるようになった。ほかにもあるけどここは省略。またの機会に。
秋には骨折した足のカネを取り出す手術が待っているとも話していた。お互いいつまでも元気でいたいもの。来月、また遊びに行くと約束して…。
昨日のお昼は豆腐料理の専門店でいただく。大盛況のお店だった。その後は友だちの育った街並みや学校などを車でドライブがてら案内してもらう。
2つ目の美術館でティータイム。今朝の新聞でこの美術館を冠した人が日展の新理事長に就任とある。
先日バスツアーで出かけた美術館。落ち着いたカフェレストランだった。
今日はこれから忙しく続く日々のための充電日。ゆっくりしよう!
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