2014年7月27日日曜日

『老後はひとり暮らしが幸せ』

毎日見ている人の一昨日のブログ。「五十日、金曜日、給料日」とタイトルがついている。

何事も知らないということは悲しいもの。この「五十日」の意味がブログからつかめない。何度ブログを読み返してもこのキーワードはでてこない。

はじめは辞書をひく。それにも出てこない。ついにはタブレットで「ゴジュウニチ」と入力する。「ごとおび」との表示がある。

長く会社に勤めていた。また銀行へも仕事でよく出かけた。その際、「五」の付く日は混んでいると聞いていた。それが「五十日」とは…。

以下は最近読んだ辻川覚志著『老後はひとり暮らしが幸せ』(水曜社 2013年)、サブタイトルとして「自由に気ままに、最後まで。」。

本の裏表紙には「ひとりになったら、一人暮らしがもっとも現実的で、理想の姿であり、もっとも幸せに近いことがわかりました。」とある。

そうだろうか。そう思いながらこの本を読む。

筆者の辻川は大阪門真市で耳鼻咽喉科医院を開業。筆者の独自のアンケート調査と大阪門真市医師会の活動を通じて得られた結果を紹介しながら、老後の過ごし方を考える。(はじめに)

その結果、独居を支えるものとして3点あげている。

①自由で好き勝手に振る舞える生活は、ストレスや悩みがたまりにくい。
②信頼のおける友は、悩みを聞いてくれて、適切なアドバイスから悩みを減らしてくれます。
③慣れ親しんだ土地は、自らがゆったりと過ごせる空間を提供してくれます。

この3つの要素は、いずれも、その人の悩みを少なくさせる方向に作用するものが選ばれている。40p

そして、独居であっても、同居であっても、悩まないことが一番であること…満足感を得るひとつの有効な方法として、悩まないようにするという気持ちの持ち方があるという。44p

「ひとり暮らしを長く楽しめる7つの秘訣」として以下の7点を挙げる。

①生活環境をできるだけ変化させない
②友達を維持する、信頼のおける人を持つ
③毎日何かやることを作る
④できるだけ自分で何でもする
⑤ひとり暮らしの寂しさを少しでも減らす
⑥緊急時の対応策を決めておく
⑦自分の希望を周囲に伝えておく

文の最後には「公的支援を要請する」としたうえで以下のように書いている。

「自宅や病院で、身寄りもなく、最期を迎えたときは…、まず、病院や自宅から、直接、火葬場へ移送され、荼毘にふされます。その後、共同墓地ですが、しっかりと祀ってもらえます。そして、もし残された不動産があれば、市が処分し、市が負担した経費分を差し引いた残りは、国庫に返還されることになります。このような対応は、全国どこでも受けることができると聞きます。このように、まったく無一文になっていても、最後はちゃんと最低限のことは、行政がやってくれるような仕組みになっているのです。」197-198p

筆者はこの本の結論として「ひとりを最高にするものは、心であり、気持ちの持ち様であることがわかります。心の問題は、その人自身の問題であり、ひとに頼らず、その人自身が自らの力で切り開いていくしかありません。またひとり暮らしは、ほかの人のことを考えずに済みます。寂しいわけですが、それが逆にひとり暮らしの強みになります。気を遣う家族がいない分だけ、今の世の中では、有利になってしまったかのように見えます。みんな忙しくなってきて、人と人との繋がりが薄れてきて、それぞれが何かに追われて生活している時代では、いろいろな困難と闘いながらでも、ひとりで老後を過ごすことの方が、幸せになる確率が高いということがわかりました。」「幸せはあなたの手のひらの中にあるのです。」と言って文を締めくくる。197-199p

これを読んでひとり暮らしが最高とは決して思わない。ただ、人は誰もみな「ひとりで生まれひとりで死んでいく」との思いはある。

そして、たまに「最後はどうするのか」「最後は誰に見てもらうのか」と問い詰める人がいる。そう問われて心で思う。「じゃあ、そう問い詰めるあなたは自分の親を最後まで見ましたか?」。

今朝は朝から一雨降る。いくらか涼しい朝。だが、一雨降るまで一晩中エアコンの中。今日も暑さに負けず元気を出そう!

6 件のコメント:

  1. すいませんでした。最近都内では5と10の付く日が混むので「ごとうび」と呼んでタクシーが嫌がるのです。全国区ではないですね。使わないようにします。暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?昨日は大好きなギターリストで広島在住の藤井さんが参加するコンサートに行ってきました。最高でした。トークはほんまつまらないのですが、楽曲は素晴らしいです。笑 今週で7月も終わりますね。夏バテしないようにお過ごしください。藤井さんが広島に戻りましたらギターレッスンで広島に参ります。秋かな。。。

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    1. 舛井様
      コメントありがとうございます。なぜ、ブログにこのキーワードが出るのか、考えました。調べてやっとわかった次第です。知らないということは情けない!ギターの良さがブログから伝わります。広島といえば、藤井さんのほかにも先生の大好きな加藤登紀子さんがこの夏は新曲で広島とのご縁が深そうです。それにしても暑いですね。8月のはじめ、青森へ一週間行きます。涼しいといいのですが…。夏バテしないように気を付けましょう!ありがとうございました!

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  2. 奥入瀬は最高の気持ちよさで、僕も数年前にある青森の三沢の小学校の児童を対象に講演させていただいたときに行ってきました。どうぞゆっくりなさってください。ホテルはあのログハウスのところかしら?空気も美味しくてリフレッシュできると思います。僕は軽井沢で短いけどゆっくり過ごします。

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    1. 舛井さま
      コメントありがとうございます。青森で小学校の児童に講演会とはどんなお話なんでしょうか。青森は合唱団の代表のご自宅に4泊とホテルに2泊です。今回の旅は何も計画に参加せず、すべて代表ご夫妻にお任せです。福島県より北は出かけたことがないのでとても楽しみ。軽井沢でリフレッシュ、一番いい季節でしょうね。ありがとうございました。

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    2. 三沢にある小学校の校長先生から子供たちに将来の職業のことを話してほしいと頼まれて、俳優さんと僕と二人で行ってきました。法律を教えるのは「例えばなし」が難しかったですが、2時間一言も私語なく聞き入ってくれました。この学校は全児童がトイレを素手で清掃するのですが、その光景を見て感動しました。すれ違う時には誰にでも挨拶をする、人の話をしっかりと聞く、相手の目を見て話す、など徹底されていて、話した僕らのほうが感動したのです。俳優は関根祐介さんで長いこと仲良くしている方です。良い思い出になりました。

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    3. 舛井様
      コメントありがとうございます。小学校の生徒さんに講演されたとのこと、素晴らしいですね。子供のころ受けた感銘は大きくなっても残っています。講演とは少し違いますが小学校6年のころ、今でいう情報番組はラジオでした。教室で「マイクの旅」という番組で確か熊倉一雄という人が放送していました。子供心にラジオで聞く外国の話(内容は忘れましたが)を聞いたこと、よく覚えています。その時の旅はアジアでした。その国から放送しているものとばかり思っていました。それから何十年後、旅好きになっています。先生のお話を聞いた子供たちはもしかしてみんな法律家!?将来が楽しみです。ありがとうございました。

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