春の訪れは駆け足でやってくる!?今日はジャケットも要らないほど温かい。少し急ぎ足で歩けば汗もでてきそうな春の陽気である。
今朝は合唱の練習日。昨年6月、友人から誘われて入った合唱団。当時は人数も少なくなって、会の存続も危ぶまれたとか。ところが今は人も増え、大盛況と会計係も喜ばれる。 来月には会計監査も兼ねてのお花見もある。
練習も終わり、有志でお昼を食べに行く。その時、合唱指導の先生は大きな車から降りてきて、しばし立ち話。運転できないと話すと驚かれ、「そのようには見えない!」と言われる。
「フルートを吹くから運動はできるでしょう」とまで言われる。残念ながら運動は水泳のみ。
水泳といえば、昨日もプールに出かけ、気分よく1キロ泳いだ。
今日の歌の練習も楽しく終わる。
自宅JR最寄駅で降りて、陽射しを避けるため、いつもと違う道を歩いていると開花したアイリスが八百屋の店先に並んでいる。
次回の日本画の画材にするため、5本入り一束を購入しようとお店に入る。だが誰もいない様子。仕方なく大きな声で店の主を呼ぶ。
何度か呼ぶとやっと目の前に主が現れる。知らない人なのに主は「羊羹を食べんさい」といって2切れくれる。「お茶も飲む?」と聞かれ、お茶を入れてもらう。
昔ながらの八百屋さんで主の威勢のいいこと。「元気がいいね」「いただいて悪いね」と話すと「今日は気分がいいんじゃ」と主は言う。
まるで関西のオバチャンのように歯切れがいい。
羊羹とお茶をご馳走になり、話をする。思わず「まるで鶴瓶の家族に乾杯!みたいじゃ」と話すと嬉しそうにお寺の注文品を用意し始める。
スーパーが街にない頃、子供なのに隣町のこの八百屋でよく買い物をした。今の主は当時の人ではなく、ここへ嫁がれたお嫁さん。とはいってもかなりのお歳。
どんな仕事であれ、一生懸命元気で働く人を見ると気持がいい。この店の主の言うように一緒に話していても気分がいい。人には元気で接したいものである。
この20日でこの町で一番先にできたスーパーが閉店する。それなのに、今日の八百屋さんは盛況かどうかは知らないがお店を継続中。
主の元気がお店の経営にも反映して繁盛するのだろう。ささやかながら応援できれば…。
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