先日出かけた京都の旅。寒くて、寒くてどこへ行ったのやら、何を見たのやらさっぱりわからない。ブログ用にと写した写真もお寺めぐりが多すぎてどこのお寺かさえもわからず。これじゃダメじゃ。
貰ったパンフと入場券で写真と照らし合わせてもわからずじまい。こうなるときれいな花をブログにアップするしかない。
ということで、どこで写した場所かすべてわからず。
ところが、今回の旅では国内なのに珍しくアクシデントがあり、ここだけはしっかり覚えている。2日目の朝一番の観光地である〇心寺大法院でのこと。まだ入門時刻ではない。ところが、スケジュールに書かれている時刻に入ると、「寒い中、ようこそ」と言って寺院内の緋毛氈の敷かれているお座敷に座らされる。
寺の係りが院内を説明する。そのうち抹茶とお饅頭が出る。偉い丁寧なこと、寒いからだろうか、と思った。
その矢先、トラブル発生。お茶をいただく団体が違っていたらしい。それからが大変。係りのつっけんどんな態度、掌を返すとはまさにこのことだろう。係りは怒りだし、障子戸をガチャっと音を出して逃げ出す始末。これが日本でも数本の指に入るほどの寺院の態度だろうか。呆れてしまった。
寺院内には数え切れないほど院がある。そのひとつの院の係りの態度の悪さ。すべてはお金?
観光客である我々は誰彼となく、「お金を払えばいいんでしょ」との言葉。たかが千円足らず。添乗員も会社に電話ばかりせず客である我々に事情を説明すればすむこと。
同じ旅行社でもブランドがある。その違いがこの結果になる。
ツアー客からはいつもタバコを吸っている添乗員に対して不満も出る。添乗員は寒いといっては背を丸くして動かず。客である我々は勝手に係りの言うまま観光する。その同じお寺で最後の観光の時であった。
添乗員が動かないため、ツアー客が呼びに行ってやっと入場可能。チケットは添乗員が払う。それを払ってもらわないと観光できない。それにしても誰が一番悪いのか。
旅の最後のアンケート。添乗員を責めるのも気が引ける。タバコを吸わない、しっかりした添乗員でないといけないと書きたいけど書かず。
思い出すことがある。海外旅行を始めて3度目の中国行きのこと。朝になって添乗員が集合時間になっても来ない。呼びに行くと寝ている。これには吃驚。
今回の旅の最後のあいさつで添乗員は「1,2トラブルがありました」「添乗員になるには…」と話し始める。悪い人ではない。楽しい旅だった。しかし、「仕事」をおろそかにしてはいけない。それもアルバイトでなく大の男の添乗員である。
とはいってもこのトラブルのおかげで〇心寺だけはどこへ行ったかがわからなくても、しっかり覚えていることだろう。これもまあ旅の思い出となれば由となる!?
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