2013年8月24日土曜日

「千日(草履)」

今朝は地元の新聞社から大雨警報がメールで送られてくる。今のところそれほど雨は降っていない。だが、外は暗い。これから大雨になるのだろうか。

それにしてもこのごろの気候は「中間」はないのだろうか。「大雨」といえばこれまで経験したことのない雨が降ったり、暑いといえばこれもかつて記録されたことのない連続の猛暑日となる。

何があっても驚いてはいけない!?

昨日午後は、プールに出かける。お盆を過ぎてのプール。人は少ない。7月から所謂高齢者は施設利用料金が半額負担となった。そのためかどうか高齢者の利用が少ない。

自由に泳げる大人用の2コースのプールで2,3人が泳ぐ。人も少ないと伸び伸びと泳げる。特に背泳ぎはゆったりした気分に浸って泳ぐ。このごろはリカバリーの回数も少なくなっていき、泳ぎも楽になる。

帰宅後は、郵送されてきた「年金記録確認のお願い」を開けて、パソコンと格闘する。だが、これも大変な作業。年金番号だけでは確認できない。「あなたのアクセスキー」が書いてある。この2つの番号で確認できると思いきや、何とその作業の面倒なこと。ましてや、パソコンのない人はどうするのだろう。

学校を卒業してほとんど変化のない生活をしている。またすでに年金も受取っている。だが、暇つぶしに言われたとおり作業を進める。なんとこれまで働いてきた全履歴がでてくる。ましてやその基本となる収入の金額までも出る。

自分の収入だからある程度は覚えている。それにしても働き始めの頃とリストラされた頃の収入の違いの大きいこと。驚いてしまう。景気の動きの激しい時代を生きてきたのだろうか。月収の最初と最後の差は10倍、20倍の違いではない。

泳いだ後は水着の洗濯を済ませると後は何もしたくない。夜、来週コンサートに一緒に出かける友人に渡すJRの時刻をメモしているとその友人から電話がかかる。

これにはいつも驚く、以心伝心、そう思う。また長い時間しゃべってしまった。

その中で「千日」を知る。話をしていて、ある先生の話になる。その先生はミャンマーがご専門。その先生の講演を聞いて感動する。その内容を忘れてしまったけれどもかなり感動する。そのコトを友人にすると仕事柄よくお昼を食べたという。今度機会を見つけてその先生と一緒に食事をしようと友人は言ってくれる。

これを聴いてファンとして恥ずかしくて一緒に食事は出来ない、と話す。話は盛り上がり、その先生について詳しく教えてもらう。予想通りの人だった。

その後、先生の教えておられる大学へ社会人大学生として入学。当然、先生の講義課目を受講する。

その先生はいつも自分自身を「発展途上」と話されていた。文化人類学に興味を持ったのもその先生の影響が大きい。

先生の専門のミャンマー。先生からミャンマーの話を聴いてすぐに出かける。ミャンマーの人々は皆、ゴムぞうりをはいている。昨夜の友人によると広島の県北ではそのゴムぞうりを「千日」と言うらしい。これにはびっくり。

日本人の履物として「藁草鞋」がある。だが、草鞋はすぐに履けなくなり、千日も履くことは無理。だが「千日」はゴムで出来ている。そのため長く、そう、千日履ける。そこからその名が生まれた!?

ミャンマーで見かけたゴムぞうり。その頃アジアを学ぶ塾に通っていた。一年の締めくくりにレポートを提出する。ゼミ担当の先生から「日本履物博物館」を教えてもらう。それがきっかけで「みんぱく」を知るようになる。

その頃、「千日」を知っていればもっとましなレポートを出せたかもしれない。今ではそれもすべて懐かしい!

今日は気分を現実モードに戻そう。そして雨にも負けず頑張ろう!

 

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