昨日は知人の所属する合唱団の定期演奏会を聴きに行く。聴きに行くといっても猛暑日の続く夏の日、何といっても暑い。暑さ対策をして出かけるがそれでも暑い。
尾道の人と一緒に演奏会場に行く。いつもながら最寄JR駅から会場までの道はただその人について歩くだけ。覚えにくいところに会場はある!?
会場に着くとすでに受付などの係りは到着済み。プログラムに入れるリーフが他にも届くらしく、それまでしばし待機する。 リーフも届くとそれを一斉にプログラムにはさんでいく。こういう作業は走ることは遅くても人よりも早い!そう思いながら作業を進める。
それを終えると昼食まで一緒に出かけた人とゲネプロを見に会場に入る。どの出演者もまだ舞台衣装ではなく普段着のまま。その光景も面白い。
その後、昼食のお弁当を頂く。だが、何処にお弁当があるのかわからない。一緒に出かけた人についてお弁当の場所についていく。楽屋裏は何と迷路のよう。はぐれないようにその人について歩く。
お弁当を受取った後は、舞台を通って客席に降りて行けば受付けに到着する。そう言われてそのまま通り過ぎる。ちょうどいい楽屋裏の見学となった。
昼食後、受付けの手伝いの用意をする。すると、以前スペインへ同行した男性の若いソリストに大きな花束が届く。それを見たソリストは頂く相手が誰だかわからない様子。しばし考えている。その間、スペインへ行った話をすると覚えてくれていた。 今も、ヨーロッパと日本を行き来して活躍しているらしい。
本番の始まるまで、受付け横のソファーでストレッチをするとその人は言う。そしてもしかして寝ているかもしれないので開演時間も近づいたら起こすようにと告げてソファに行く。 その様子を見るとソリストの人は体を動かしたりして本番にそなえている。傍で見ていても本番前のプレッシャーたるや、さぞ大変なのだろうと感じる。
しばらくすると開場になる。外の暑さで早めに開場するとか。出演者への贈り物を受取る係りをする。さすがにこの暑さ。以前と比べて花束は少ない。だが出演者への贈り物は相変わらず多い。
その中には七夕のようにこの定演にだけ会う人もいる。昨日も数人いた。同じくスペインでお世話になった姉妹の姉の人と出くわす。にこやかな顔でこちらを見ておられる。すぐにその人とわかった。しばし係りを忘れて話に没頭する。
しばらくすると、何と懐かしい顔がある。遠めに見ていても高校時代の仲良しの友だちとわかる。声を出して名前を呼ぶ。やはりその人だった。もうかなりの年数、会っていない。だが、背格好の変化がない人はいくら年齢を重ねてもわかるもの。同級生もわかってくれて、係りを離れてしばし談笑する。
「以前のブログも見られなくなった」といわれ、母がなくなって新たなブログのタイトルをプログラムに書いて知らせる。いつも見てもらっていたようで嬉しかった。 頂く年賀状にはご家族の様子も書いてあり、大体の察しがつく。「お母さんはお元気?」と尋ねると、それなりに年老いておられる様子。それでも健在ならば何よりのことだ。
演奏開始の合図がなる。会場へ入って席を探していると先ほどのお姉さんから声を掛けられる。ありがたく横に座らせてもらう。
昨日の演奏曲目は以下の通り。
♪ ミヒャエル・ハイドン:レクイエムMH155
♪ モーツアルト:レクイエムKV626
どちらもレクイエムが演奏される。そこには主催者の演奏する意図が込められているのだろう。 先日の“モツレク”との違いはよくわからない。だが、楽器のオルガンの大きさの違いは音の響きが大きく異なる。他にもハイドンのレクイエムは決して“モツレク”に勝るとも劣らない。
貰ったプログラムノートによると「かの天才児モーツアルトの名曲レクイエムが、ここまで似た作品があることを、しっかり認識した思いが強かったからである。」とある。
昨日の出演者で、指揮者、ソリスト2名、合唱団員13名の計16名はスペインへ同行した人たち。いい演奏会だった!
それにしても演奏会への行きかえりのJRの混んでいたことは半端でない。まるでラッシュ時並み。昨日は宮島の水中花火大会とカープの巨人戦がある日。2つの行事が重なれば込み合うのも当然だろう。それに加えて、何と暑かったことだろう。 何もかも燃え尽きた夏の一日!? お蔭でぐっすり眠る。
今日はこれから明日のお盆の準備で忙しい。先ずお寺へ塔婆を受取りに行き、仏壇のお供え物、お供えの花など準備しよう。 今日も一日暑さに負けず元気を出して!
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