昨日は朝から寺の世話人が我が家にやってきて初盆のことをあれこれ聞かされる。だが、気持ちの良いものではない。アサちゃんの長女にTELすると出かけていて通じない。携帯電話にかけることもないと思いそのままにしていた。
夕方、予定していた友人との夕食で広島駅のグランヴィアホテルまで出かける。5月に我が家に来て以来2ヶ月ぶりに会う人だ。2人とも牛フィレのコースを注文。美味であった。
食事をしている場所からはエアポートリムジンバスや長距離バスがひっきりなしに出入りする。ちょっとした旅気分も味わえる。
その人と他愛ない話をしては笑う。また彼女は私の置かれている状態がいいとも言う。言われてみれば、今の状況は働いているわけでなく自由である。やろうと思えばある程度のことは可能だ。それには底辺に健康であることが大きい。それがすばらしいとその人は言う。
そういう友人もまだ若い!働いてはいるけど楽しそうに見える。みなそれぞれ他人がよく見えるのかもしれない。
こうして楽しい時間はあっという間に過ぎていく。
家に帰り、アサちゃんの長女にTELする。やっと通じた。夫婦で遊びに行ってたらしい。
朝、世話人から聞いた寺での初盆にアサちゃんの写真をもって参る件である。それには供養料として10万円とか。金額をとやかく言うのは好きではないけれど…。
アサちゃんは今から15年前の平成8年9月15日「眠れぬ夜に」と題して独り身の我が娘の将来のことに加え、5か条くらいノートに走り書きしている。その何番目かに「四十九日に寺に写真は持っていくな」と書いていた。この意味がずっとわからないでいた。四十九日に写真をもってこいといわれなかったからである。
ところが今朝の世話人の話でそれがやっと理解できた。写真持参云々は四十九日でなくて初盆だったのである。
今から21年前アサちゃんの夫が亡くなった。そのとき気づいたことをアサちゃんはメモに書いていたのだろう。残ったものに気を使わせないようにと…。
アサちゃんの長女にその話をすると、世話人の言うとおりでなく我が家の方針ですればいいと言う。それを聞いてホッとする。
チベットの講座を受けたとき先生は日本の坊さんが本来の勉強をせず葬式仏教に走っていると話していた。全くそのとおりだ。
今朝、ブログを投稿しているとフルートの友人からTELがかかる。今夜、落語を聞きに行こうと。
その人は長く裁判所に勤め昨年定年退職している。先日イタリアに行くと話していたが…。
彼女が落語好きとは知らなかった。今夜の落語はプロの人であり、一緒に行く予定の人が行けなくなったらしい。それで急遽我が出番となった次第。せっかく声をかけてもらったことでもあり楽しみだ。
その人とは明後日の日曜日にも先生たちのサロン風コンサートで会う予定だが…。
その前に今日の午後には先日デジカメを買った家電量販店に依頼したエアコンのクリーニングがやってくる。
閑になったとはいえ、なんやかや忙しい。それでもすべて面倒なこだわりをなくせば気持ちも落ち着く。
さあ今日も張り切って…。
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