昨日届いた年賀状が新年最後の年賀状になるかもしれない。そう思って今年の年賀状を改めて見る。大学入学に際してお世話になった某大学の先生は「昨年末エチオピア行ってきました。今年は台湾、ベトナム、マレーシアの予定です」と力強い文字で書かれている。昨年の年賀状には長年海外での研究を続けられているにもかかわらず、コロナで初めて海外に行かれなかったことが残念そうに書いてあった。これを見て「エチオピア」に行きたくなる。が、今は行きたくても世界情勢が安定するまで海外に行く気がしない。
届いた年賀状を「学ぶ」「旅」「職場」「身内」などにジャンル分けすると「学ぶ」と「旅」が大半だ。「旅」で知り合った人の年賀状に「明るいニュースが聞きたい!」と最後に一行ほどの手書きがある。昨日、ふとこの人に電話をかけようと思いつく。どういってもひらめきを大事にしている。久しぶりに電話で話すとお元気そうだ。が、いきなり聞く言葉が「膝が痛い」。山歩きや海外旅行など行動派のイメージが強いのでまさかの言葉を聞く。思わず「どこも痛くない」と言ってしまった。
近年は文楽に凝っているそうで大阪へ文楽詣でをしているという。奈良も好き、と聞いていたので奈良の吉野山の金峯山寺に行く旨、話す。大阪へは司馬遼太郎記念館に行きたいとも話した。その人はすべての予定を任せてくれれば計画を立てるという。ここは任せて4月に関西で再会となった。
11月に某宅で開催されたホームコンサートでフルートを吹いた。コンサートの主はその時の写真を写真年賀状にしてくださった。他にもいろいろな年賀状があるが、年齢を重ねられて書けなくなったのか届かなかった年賀もある。その人たちの昨年の年賀状を見るとやっと文字が書けた状態だ。文字がスラスラ書けなくなっても年賀状を出される気持ちに感激した。しかし、今年はその人たちから来なかった。お元気だといいが気になる!
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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