一週間前前、先生に借りた絵本を読んだ。昨日、日本画教室に行って先生に絵本を返そうとした。その際、改めて挿絵の作家について聞くと自分が思っていた人と違っていた。作家の名が珍しいのでペンネームと思っていたら実在する人物で自分自身が思っていた人と違っていた。挿絵作家は以前、先生に日本画を習われていたそうだ。が、日本画では生活できないとかで方針を変えて東京で挿絵を描いておられるという。
昨日の教室は休みの人が多く、手も動かすが口もよく動く。クレパスで桔梗を描くのだが先生から地色を濃い紫色になるように何度も色を変えて塗るようにアドバイスされる。そして、その上をヘラなどでデッサンする。しかし、いくらデッサンしても思うようにならない。桔梗の茎に色付けしようにも線が細すぎる。適当なところで描くのをあきらめる。しかし、時間がまだかなりある。先生は画用紙をはがき大に切ってその上に戸隠高原に行く途中で見かけた樹木の根っこ部分を描くようにと話される。樹木の幹は太く、ご神木なのだろうか。幹に縄がかけられ御幣がかけてある。この写真を参考にしてクレパスで描く。
先生は何色のクレパスでもいいからいろんな色を重ねて塗るようにとまたもアドバイスされる。重ねれば重ねるほど地色が黒っぽくなる。次はその上の幹の部分だけを残して削ってゆく。するとそこだけ地色とは違った薄い色が現れる。そこまで聞くと次の作業の要領が判ってくる。幹にヘラを入れて幹らしくしたり御幣を描いていくと徐々に絵になってゆく。
はがき大に花などを描こうとすると、それも細い茎の花などを描くには繊細な気持ちがないと描けない。花は自分には向かない、と思ったり。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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