2023年1月6日金曜日

「帰れソレントへ」


 頭を過ることを大事にしている。年末に「帰れソレントへ」のフレーズが頭から離れない。日本語歌詞で歌ってみるとかなり歌える。しかし、怪しい歌詞のところもある。年が明けてもこの歌が頭をかすめる。YOU TUBEでこの歌を探すとイタリア語歌詞とともに日本語歌詞もある。が、日本語歌詞であっても子供の頃に学校で習った歌詞と違う。同じ歌詞を探しているとその動画があった。
 
 (やっと見つけた)、と思ってあやふやに歌っていた歌詞を修正して歌ってみる。笛を吹くときも気に入った曲であれば暗譜するまで練習する。歌の歌詞ならば一部の個所がわからないのだからすぐに暗唱できると思った。ところがこのお正月、毎日、覚えようと歌うがどうしても同じところで歌詞が出てこない。それは「あわれ……」の個所と「なつかしの……」である。昨夜、やっと一番目の歌詞を覚えた。二番目はどうしよう!?
 
 昨年はスペイン語や英語の歌詞で「ケ・セラ・セラ」「黒い瞳のNatalie」「その名はフジヤマ」など何曲か覚えた。今回は日本語の歌詞でそれもほとんどわかっている歌詞なのに簡単には覚えられなかった。これはきっと子供の頃に習った歌詞を間違えて覚えていたことによるのかもしれない。その修正が歌詞を覚えにくくさせたようだ。

 「帰れソレントへ」のようなカンツオーネを歌うと声量がいるので肺が強くなる気がする。別に肺を鍛えようと思って歌いだしたのではないのでそれはあまり気にしていない。ただ、年末年始は人と会う機会が減っているので大きな声を出してカンツーネを歌うと気持ちがいい。
 
 この曲を歌っているとなぜか「桜貝の歌」が頭を過る。ああじゃ、こうじゃと頭を過ることをしようとする。これも自分の性格でそれを面白がってやっていると暇なことはない。と言いつつも少しでも暇があれば司馬作品を読んでいる。司馬作品で暮れて司馬作品で今年も明けた。
 
 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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