この4か月間はパソコンはブログの編集が主だった。その次にパソコンの利用はNHKプラスやTverなどの見逃し配信がある。昨日は〈ETV特集 消えた故郷へ帰るとき~高知・椿山 50年の記録~〉を見る。番組HPによると〈ある集落と家族、50年近くの映像記録。高知の椿山(つばやま)は、平家の落人が開いたと伝わる急しゅんな山の里。焼き畑農業を行い、山に祈る生活が受け継がれてきた。しかし、高齢化が進み消滅集落に。そこに3年前、男性が一人戻って暮らし始めた。草を刈り、イノシシを捕まえ、山に祈る。今は亡き家族の記憶が生活に満ちる。やがて元住民たちが椿山で集うように…日本人にとって故郷とは?里に伝わる太鼓踊りの景色と共に描く〉とある。
椿山は2019年に最後の住人が去り無人となった。そこに一人の男性が街に家族を残して移り住む。すると次第に先祖の墓参りなどに訪れる人も現れてくる。徐々に椿山に元住人の家族が訪れるようになり集落で行われていたお祭りでの太鼓踊りもできるまでになった。
50年前に取材したのだろう。その映像と映像に残る50年後の家族のその後を映し出す。これぞドキュメンタリーと思ってテレビ(パソコンの)を見た。太鼓踊りが近づくとただ一人住む男性宅ではこれまでの先祖の木でつくられたお札をテーブルに並べて祀る。このなかに椿山が好きだと話していた最愛の息子をバイク事故で亡くした新たなお札もある。何百年の歴史が多くの木札の数になっている。これを見て消滅集落でなくこれからも住み続けて集落を遺してほしいと思った。これも当事者でないから思えるのかもしれない。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
0 件のコメント:
コメントを投稿