スーパーから帰って自転車置き場に自転車を置く。ふと横のレモンの木を見ると新たな芽を出している。これがさらに大きくなると木が茂ってしまう。そう思ってお昼も食べずに小さいのこぎりで枝を切り始める。昨年秋に父の日曜大工道具からのこぎりを出して枝を切った。のこぎりを使うのはその時が初めてだったかもしれない。もうすぐ父が亡くなって丸31年。ほぼ30年間使われることもなかったのこぎりでレモンの枝を切る。
枝の太さが2㎝くらいであれば切りやすい。ところが3㎝以上の太さになると簡単には切れない。レモンの枝が横にのびるのはOK 。だが、縦に伸びると自分では切れなくなる。手に取って切れそうなところから切ってゆく。何本か枝を切っていくと道にはみ出そうなちょっとばかり太い枝がある。それも切る。が、何十回とのこぎりを動かしても枝は切れそうにない。やっと切れたと思ってさらに太い枝に挑戦する。
一番太い幹はなかなか切れない。2番目に太い枝を切るがこれも無理。昨日は30分かそれ以上の時間、のこぎりと格闘して太い枝の2か所を少しずつ切った。だが完全には切れていない。気が向いたときちょっとずつのこぎりを入れて気長に切ることにした。
シルバーに頼んで木を切ってもらったことが2回ある。いずれも万単位の費用が掛かる。昨日、自分でのこぎりで切っていて費用が掛かるのも無理はない、と思った。シルバーの人たちは便利な道具を使い、しかも人数も1人でなく複数で来る。費用が掛かって当然、と改めて思う。
レモンの木の幹が太くなりすぎるといつの日か、伐採となる。それまでは自分で切るようにしよう。
手袋もせずに棘のあるレモンの木を切った。手を見ると傷だらけで水で洗うとひりひりする。いかに作業をする格好でないかがよくわかる。
今朝は歯磨きの際、被せていたものが取れた。今日は歯科が休みなので明日からまた歯科通いが始まる。家で本を読んだり、プールで泳いだり、レモンの枝を切ったり、となんと気ままに過ごしていることか。ところが今朝の歯のことで気分が一転してしまう。これくらいがなんじゃ、と思わないと元気で長生きはできない。そう自分に言い聞かせる。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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