2019年6月1日土曜日

「心燃える乙女」になり切って!

 今朝のラジオはNHK第1に合わせる。何と尾瀬の山小屋から電話での中継がある。尾瀬は今となれば一生の夢、となりつつある。水芭蕉は昨年出かけた信州で堪能した。それでも水芭蕉と言えば尾瀬に勝るものはない。他にも利尻・礼文島も一生の夢になりそうだ。先日7月に予定した島への旅をキャンセルした。やっぱり島よりも山がいい。旅の究極は山に尽きそうだ。とはいっても「山」は体力が勝負となる。もう本格的な山歩きは無理というものかもしれない。

 再度さらうヴィラ・ロボス♩ブラジル風バッハ第5番アリア♩。曲の出だしはドの音。4分の5拍子。ところが途中でいろいろと拍子が変化する。頭のドの音からアダージョの速度で3小節のスラーを息継ぎなしで吹くことが出来ない。せめて1度の息継ぎで、と何度も試みる。きれいなスラーで吹くことがこの曲の大事な個所かもしれない。ともあれ、根気よくきれいな音で長く伸ばす練習をしよう。

 この曲の解説を読むと次のように書いてある。
 
 「夕暮れ、美しく夢見る虚空に、透き通ったバラ色の雲がゆったりと浮かぶ無限の中に月が夢見がちに化粧をする。心燃える乙女のように……」


 この「心燃える乙女」の箇所を自分に照らして「心燃える老婆」に替えると美しい表現とならない。せめてこの曲を吹く時は「心燃える乙女」になり切って吹くしかなさそうだ。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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