2019年6月15日土曜日

プレミアムバスで行く西のあじさい寺と長府・老舗料亭「古串屋」の昼懐石

 昨日はプレミアムバスで行く西のあじさい寺と長府・老舗料亭「古串屋」の昼懐石、と銘打った日帰りバス旅に出かける。今回はプレミアムバスと長府の町散策、そして古串屋の昼懐石に惹かれて参加する。山口県は広島と隣接していても長府は初めての場所だった。広島にはない落ち着いた風情の長府。ここには下関市立歴史博物館があり、その眼の前に毛利邸がある。博物館には竜馬に関する展示物の数は日本一を誇るらしい。だが、今回は建物の外観を眺めただけで観光コースに入っていない。

 広島駅新幹線口ペデストリアンデッキに集合後、山陽自動車道をバスは進む。ところが、高速道に入る手前で上りで事故が発生したらしく、まったくバスが進まない。これでは先が思いやられる。出発から50分後、何とか高速道に入る。下りはスムーズにバスは行く。ところがプレミアムバスは座席数は24席と少なく、洗面・トイレが完備し、皮張りバスと豪華さをうたっていても人の声が反響しすぎる。バス外観は黄金色で施し、豪華さは感じられてもなぜか無機質な空間に思える。席は運転手の真後ろで申し分ない。横の夫婦連れは声の大きさに辟易して添乗員に苦情を申し出る。だが、一向に収まらない。一日中、大声に悩まされた旅となった。

 これほど懲りた旅はこれまでにない。ましてやプレミアムバス。何がプレミアム、と思ってしまう。とはいってもこれ以外のすべては良かった。特に現地ガイドに教えてもらった下関市市立歴史博物館。秋には個人的におとなびを利用して竜馬に会いに行こう。高知県でなくても長府の町に竜馬に関する展示物があると知って嬉しかった。またお昼の懐石料理。この古串屋は雰囲気あるお店だった。広島は原爆で焼け野原になり、こういった情緒ある町は見られない。その点、山口県内は至る所に風情がある。

 初めに出かけたあじさい寺。約1時間のフリータイム。広い境内に紫陽花が咲き誇る。地図を手にして歩くがすべてを見られそうにない。途中、個人で津和野から来られた人が本堂傍の白い花が有名と言って案内される。親切な人で夫婦で車で来たらしく、脳梗塞を患う旦那さんは車で待機らしい。津和野でも観光客を案内するらしく、親切に案内してくださる。白い花は「夏椿」だった。他にも花の名を教えてもらったり、鐘楼へも案内される。ここは是非とも鐘を突かねばと思って鐘を突く。すると集合時刻が迫る。帰り道を途中まで案内してもらった。いろいろと親切にされるがお返しするモノがない。丁寧にお礼を述べてその場を去った。

 その後に行ったのが長州路。今も必死で読んでいる司馬遼太郎の本。長州藩が出てくる。長府はまさにその場所だ。
 
 この続きは後日のブログにアップしよう。秋には竜馬に会いに長州へ行く。これは大きな楽しみとなりそうだ。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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