2019年2月23日土曜日

本を読む

 『坂の上の雲』(6)を読み終えようとしている。次は7巻目を、と思って図書館へ予約した。昨日、7巻目を受け取りに行くと文庫本だ。目次を見ると、今読んでいるのと段落ごとのタイトルが同じだ。もしかして単行本は6巻で終わり?と思い係りに聞くと、文庫本は8巻まであり、単行本は6巻が最終巻だった。あと少しで読み終えるのであれば、「完」かどうか確かめて7巻目の予約をすればいい。それなのに確認せずに予約してしまった。何事も先走る癖が抜けない。

 この2か月余りは『坂の上の雲』を読むのに没頭する。読み終えたならば次は『竜馬がゆく』を読もう。この本も司馬遼太郎の作品で、旅の参加者から読むように勧められた。司馬作品は自宅最寄りの図書館で見ると単行本は貸し出し済みが多い。だが文庫本の書架を見るとズラーと司馬作品が並ぶ。すべての作品を読み終えるには一生かかりそうだ。それくらい作品が多い。

 どういっても『坂の上の雲』はあと100頁足らずで読み終える。これほど長い小説を読むのは初めての経験であり、また、これほど小説に没頭したことも初めてのこと。この本を読めば日本の近代がわかると同時に当時の世界情勢もわかってくる。歴史嫌いが近代に目覚め、徐々にそれ以前のこともこれから読む本でわかればそれでもう満足。こうして少しずつ司馬作品を読んで理解する。楽しいかもしれない。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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