この5年間、習っているフルートと日本画の行事が秋のある1週間に集中していた。ところが今年は9月と10月に分散し、いくぶん気が楽になる。ところが毎年ある某合唱団の演奏会が10月になる。今年の日本画展は5日間の開催が4日間になった。例年通り5日であれば合唱団の定演とぶつかる。定演と言えば今日は広響の定期演奏会。しかし、某合唱団の受付の手伝い優先で広響は聞けそうにない。
芸術の秋、何かと気ぜわしい1週間が今日で終わろうとしている。昨日は日本画展の最終日。午後4時の搬出までそごうで開催中の春の院展を見る。家を出ようとすると台風25号の影響で可部線の運行中止がテレビの速報に出る。強風のためらしい。こんな中、自宅最寄り駅まで家と家の間を風をよけて歩いて向かう。何とかJRに乗って広島駅まで到着。JRの混乱は帰宅の時がひどかった。最寄り駅まではJRは運行されても、西日本豪雨の時と同じくそれ以降の駅は運行不能だった。今朝、ネットで調べるとすべての列車の遅れはないようだ。そういえば、昨日届いたNHKの書類に「受信料免除」の知らせがある。わが家は被害がなくても住んでいる地区が被害に遭えば全世帯免除されるようだ。これは初めての経験で免除期間も決まっている。
さて春の院展、絵を見ても音楽を聴いても派手さがあるよりも一見地味に見えるモノ・コトに惹かれる。これはヒトの場合もそうだ。派手さはなくてもその中に秘めた強い気持ち、これに惹かれる。自分自身もそういう風でありたい。昨日も一番に惹かれたのは谷善徳の「春水」。画面一面茶色っぽい。しかし何かを訴えている絵。これがいい。同人の人の絵はどれも素晴らしい。なかでも福王寺一彦「三日月」、清水達三「百剣山渓谷」、倉島重友「春の水」は特にいい。他にも一般から石村雅幸「宮守」、山内喬之「冬ざるる」が気に入る。これらは院展のHPでも見ることができるのでメモとして名前を記そう。
自分たちの作品展終了後、5人でそごうの2階のカフェに入る。改装されてカフェがきれいになっている。新しく入った人は「大人のお店」と話したけど確かに落ち着くお店だった。後日、別の場所で打ち上げがあるらしく、その時はまた絵の話題で持ちあがりそうだ。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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