2018年10月10日水曜日

ボロディンの弦楽四重奏第2番&秋の日本画展


 新たにさらう曲はボロディンの🎵ノットゥルノ「弦楽四重奏」より🎵。曲の中ごろには頻繁にトリルが出る。正規の指で吹くトリルもあればそうでないのもある。レッスンで習った替え指。忘れないうちに吹く個所を替え指で練習しよう。この曲は譜面を見た感じでは吹き易そうに思えた。ところがさらうにはかなりの日数を要しそうだ。ともあれ、練習するしかない!

 レッスン後、某金融機関の秋の日本画展に出かける。絵を見に行くのにかなり逡巡する。というのは先日の作品展に出した絵2点を受け取りに画材屋へ行く予定がある。思い切ってまずは日本画展に向かう。「日本の美、燦々と。」と題された展覧会。どういっても金融機関が院展などに出品された作品を買い上げ、それらを展示している。並の画家でなく、一流の画家たちの絵が並ぶ。この絵を見た後では作品展は見られそうもない。それくらいどの絵も素晴らしいの一言に尽きる。

 ここでいただく美味しいお茶。昨日は画材屋へ急ぐあまり、お茶をいただく時間がない。しばらく歩いて画材屋へ到着。本来ならば2点の絵を家まで送ってもらうところを今回は受け取って帰る。家で絵を開封する。これはかなり大変。6号の絵で草臥れていては大きな絵は描けない。それくらい額縁が大きくて重い。次の日本画作品展からは6号と小さいサムホールの2点で出品、これがいいかもしれない。

 それにしても日本画の人は皆さんお元気。86歳が2人おられて、搬入、搬出も当番も皆と同じようにされた。うち1人は話を聞くと日本画歴30年で先生が教室を立ち上げた時からのメンバーだそうだ。そういう人たちが何人かおられるようだ。また詩吟を習われたり、ボランティアで食事の配送をご自分が車を運転してされている。86歳で車を運転するだけでも素晴らしい。その上、旦那さんが1年半前に亡くなられて1人暮らしだそうだ。背筋はしゃんとしてとても86歳とは思えない。他にも驚いたのは視力が1.5だそうだ。遠くからでも展示してある画のタイトルが読めるという。絵を5年習っていて今年初めてお話した。世の中、身近なところに素晴らしい人がいらっしゃる。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

0 件のコメント:

コメントを投稿