第1日目 2018年9月27日(木)晴れ 広島🚄新大阪🚌伊勢神宮🚌鳥羽
9月27日(木)~28日(金)の2日間、伊勢神宮と南紀ぐるり周遊の旅に出かける。参加者は25名。大半は夫婦連れの参加者でその中に1人参加する。広島駅8時35分発のぞみ8号で新大阪まで乗車する。新大阪駅10時10分着後、貸し切りバスに乗り替え、西名阪自動車道を通って名阪関ドライブイン到着。ここで松阪牛すき焼きの昼食をいただく。ドライブインのお店の入り口でカープ優勝記念の看板を目にする。お店はお好み焼き屋で広島と何かの縁があるのだろう。
伊勢神宮外宮入り口 |
伊勢神宮外宮を参拝後、集合時刻まで時間がある。ガイドは亀石の橋を渡るとすぐ近くに風宮などがあるという。まずは近年、若者でブームのパワースポットから歩き始める。
伊勢神宮外宮鳥居 |
生命力あふれる伊勢神宮の樹木 |
近年のパワースポット |
伊勢神宮外宮近くのパワースポット、縄で周りを囲んでいる。近づくと熱いパワーが出ているらしい。気のせいか熱い気もしたが…。さてさて。
亀石 |
亀石の小さな橋を渡って多賀宮、土宮、風宮を目指す。この3か所は各自で参拝。すぐそば、と聞いていたがかなり上まで歩く。途中、若い女性に声をかけるとひとり旅だった。先に参拝済みらしく、上までついてきてくれるという。道がわかったところで別れる。ということで上にある多賀宮→土宮→風宮の順に参拝。
多賀宮に続く階段 |
階段を上がっても多賀宮まではさらに階段が続く。多賀宮参拝後、階段を下りて土宮、風宮を参拝。前を歩いていると伊勢神宮を警護(?)する人たちを目にする。
多賀宮 |
土宮 |
風宮 |
伊勢神宮を警護する人たち(?) |
伊勢神宮外宮境内にはたくさんの巨木がある。樹木には生命が宿っている。もしかして「画になる}と思って写真をとる。
伊勢神宮外宮内の巨木 |
境内の巨木 |
内宮参拝の前に五十鈴川御手洗場で身を清めるために手を洗う。内宮の正宮参拝後、神が現れた状態を表すという荒祭宮に参拝する。参拝後ははおはらい町散歩マップを持ってツアーの人たちとお土産屋を歩く。この日の携帯万歩計は11754歩とよく歩いた。
五十鈴川御手洗場 |
内宮の巨木 |
荒祭宮 |
五十鈴川にかかる浦田橋からの眺め |
1日目の宿は南紀勝浦温泉ホテルアルティア鳥羽。全室オーシャンヴューの部屋らしく、翌朝の朝日はまぶしいほどのいいお天気だった。ホテルの夕食は国産伊勢海老付きで和食か洋食かのどちらかが選べる。ここは洋風でいただく。
セッティングされた夕食 小さい白いのは水を加えるとお手拭きになる |
近海カンパチとホタテと海老のクリュ 有機野菜のマリアージュポタジェ風 すだちのヴィネグレット |
秋の味覚 カボチャの温かいスープ |
アオサのパンとクルミパン |
ウェーターが教えてくれた厨房 実際は写真よりも広く見える |
ホテルのレストランで1人で食事をいただく。この心境はいかがなものか。自分自身に興味がわく。係りに案内されてテーブルに着く。1人を考慮してくれたのか何とも親切な応対に驚いてしまう。生まれてこの方、食事に出かけてこれほどの感銘を受けたことがあるだろうか。パンが運ばれてきたころ、厨房の案内をされる。先日テレビで帝国ホテルの厨房を見た。生まれて初めての経験で思わず「ブログにアップするのはOK?」と問うと大丈夫とのことでアップしよう。テレビの中で旅先で有名人が1人食事をする場面がある、これを見ていつも食事後の係りとのやり取りを興味深く見ていた。今回の食事はまさに1人。1皿ずつ料理が運ばれ、お皿を片付ける度に料理の感想を聞かれて「美味しい!」を連発。
天使の海老と天然の真鯛のポワレ フロマージュのリゾット 海の魚介のサフラン風味のソース ブールフォンデュ仕立て |
料理の「天使の海老の意味が解りますか」と聞かれる。天使の海老とは天国に一番近い島であるニューカレドニア産の海老だからその名がついたとか。若い頃、天国に一番近い島ニューカレドニアが人気を博した。今はその作家は亡くなり、若い人はこのことを知らないかもしれない。
伊勢海老の蒸し焼き ビスク仕立て 自家菜園のハーブをのせて |
和食と洋食が選べる食事でツアーの人は伊勢海老は和食だけに付くと思われた人もいたようだ。だが、洋風でも伊勢海老は付く。係りは食事前にそのことを告げた。海老の足の部分の下に大きな身があった。
オレンジのグラニテ |
パンにつけるオリーブオイルと調味料 そしてお皿 |
食事後に、上の小さいお皿は何に使うのか気になる。係りに問うとオリーブオイルを入れるお皿だった。外国ではパン皿の中にオリーブオイルを入れていた。そう話すとそれでもOKとのこと。何でも知らないことは聞くに限る。
桜島鳥のサルティンポッカ風クラピネット包み じゃがいものリヨネーズとプチレギューム グリーンマスタードのソース |
”サルティンポッカ”はイタリア語だそうで「口に放り込む」の意らしい。もうこの辺りになるとお腹がいっぱいになる。それでも美味しくいただく。
シェフ特製デザート3種から選んだのは 洋ナシのムースとグレープフルーツのジュレ 季節のフルーツと苺のソース |
テーブルに置いてある今夜のメニュー。その下には小さい文字で「今後も新たな地元食材を見つけては取り入れて新しい料理を創っていきたく思います。ごゆっくりとお召し上がりください」と書いてある。本当に1時間半かけてゆっくりと料理をいただく。これもすべては係りの人の親切な応対と料理の美味しさにある!
食後のコーヒー |
1人でいただく美味しい料理。本当に美味しかった。そして自分がどんな心境になるのか興味があった。ナニゴトも「案ずるより生むが易し」で楽しいうちに夕食を終える。興奮冷めやらぬうちに大浴場へ行く。隣の人に料理の美味しさを自分たちのツアーの人とばかり思って話すと違っていた。違っていても何とレストランで隣の席に座っておられたという。息子夫婦がそれぞれの両親を招待してくれて計6人の旅だそうだ。いい人だった。今宵のホテルはホテルアルティア鳥羽。
第2日目 2018年9月28日(金)快晴 鳥羽🚌七里御浜(車窓見学)🚌熊野三山🚌紀伊田辺駅🚃新大阪🚄広島
8時にバスはホテルを出発。出発前、ホテルの部屋から外を見ると鳥羽の海が見渡せる。雲一つない真っ青な空で今日も楽しい旅となりそうだ。
ホテルのベランダから鳥羽湾を見渡す |
ホテルアルティア鳥羽 |
ホテル入口横 |
ホテルの部屋から |
ホテルの部屋から |
世界平和を祈る柳の御神木 |
熊野速玉神社 |
荘厳な朱塗りの本殿 |
もうで餅購入 ブログにアップすると話すとかしこまって写真に写る しかし顔はアップしないと告げた |
伊勢・南紀のお土産はバス車内で注文を募る。注文を取った後、神社の境内に「もうで餅」のお土産と紀州みかんを売っていると教えてくれる。もうで餅を見つけて購入する。その時、売っているお婆さんにこの様子をブログにアップすると話すとOKだった。顔はアップしないと言ったけどかしこまって写真に収まってもらった。感謝!
購入したもうで餅 |
車内でいただいた昼食のお弁当 |
お弁当のメニュー |
バス車内での食事は何とも落ち着かない。また、食事後すぐに歩くのも体によくない。これからの旅は弁当でなくお店で食べるツアーにしよう。
なでしこジャパンの足跡の碑 |
選手の足跡があった |
大門坂(世界遺産)
大門坂は歴史ある佇まいの石畳みの道で今回はその3分の1を歩く。人は上る時よりも下りに怪我をするらしく、日程表を変更しての観光となる。古い石畳の階段は結構きつい。途中何度か休みながら登る。
ここから歩く。結構きつい坂で息切れがする |
大門坂に上る途中のお店 |
うっそうとした古い坂を歩く |
大門坂 |
まだまだ坂道は続く |
大門坂を歩く この坂は絵になるがゆっくり立ち止まって写真を撮れない |
那智御滝 飛瀧神社案内板 |
那智の滝 |
飛瀧神社境内から見る那智の滝 |
飛瀧(ひろう)神社 那智大社の別宮で滝そのものがご神体 |
那智の滝 瀧の落差は133m |
那智の滝 |
飛瀧神社から那智神社までの階段は133段 |
那智の滝案内板 |
那智大社への道 |
碁石の産地らしい |
白い碁石は貝殻からつくるという |
熊野那智大社(世界遺産)
熊野那智大社 |
熊野那智大社手水口 |
道中に咲く花 |
道中で見た花 |
那智大社掲示板 |
今年の干支の犬が描かれた大きな絵馬 |
熊野那智大社 |
工事中の那智大社 |
熊野那智大社 |
那智大社から見る下界 |
熊野那智大社のすぐそばに青岸渡寺がある。熊野那智大社まで登って、そばにある青岸渡寺参拝後、急な階段を降りる。
那智大社のすぐそばにある青岸渡寺 |
青岸渡寺 |
青岸渡寺から見る那智の滝 |
クスノキの案内板 |
境内にある樹齢約700年のクスノキ |
青岸渡寺を下る急な階段 |
階段を降りる途中にあった郵便局 |
青岸渡寺の帰り道 |
バス車窓から見る熊野川 |
熊野本宮大社への道 |
熊野本宮大社入り口の狛犬 |
熊野本宮大社への道 |
熊野本宮大社 横に長いため全景を写し切れない |
熊野本宮大社にあるポスト掲示板 |
熊野本宮大社ポスト掲示板 |
熊野本宮大社にあるポスト |
「このポストから母宛に手紙を出すと届く?」と冗談で聞くと「届く!」とのこと。天国へは手紙を燃やして、それが煙となって届くらしい。こう話されたのは「叶」の意味を「10回ほど口にすればモノ・コトが叶う」と教えて下さった廿日市からの参加者。他にも日本一の鳥居の行き先も教えてもらった。感謝!
10回口に出せば叶うらしい 廿日市市から来られた参加者からそう教えていただく |
本来の熊野本宮大社の日本一の鳥居があった場所への案内 |
日本一の鳥居 バスの車内案内で寝ていた この鳥居のことは観光中に教えてもらう 中国人や西洋人、そして中国からの僧侶らしき人も数人見かけた |
すれ違いざまの人から教えられて見に行く |
遠くから見る鳥居 |
晴天に映える緑の一面 絵になる!? |
彦田社掲示板 |
彦田社 |
日本一の鳥居を目指す |
日本一の鳥居掲示板 |
鳥居への道 |
日本一の鳥居の世界遺産標識 |
日本一の鳥居の手水口 |
日本一の鳥居の土台 ものすごく大きかった! |
日本一の鳥居付近の光景 |
日本一の鳥居付近の光景 |
熊野本宮大社の古い日本一の鳥居を見学する前、バスで寝ていて話を聞いていない。熊野本宮大社参拝後、時間がある。廿日市から来られた人に鳥居の話を教えてもらう。これは近くまで行かねばならないと急いで出かける。その前に鳥居付近にある彦田社を参拝。外国人、特に中国人や西洋人の観光客を目にする。なかでも中国の僧侶なのか袈裟を纏った人も何人かすれ違う。2日目の携帯万歩計は11123歩。よく歩いた。大鳥居を見た後、バスに戻ろうとする。だが、バスが見えない。すれ違いざまの夫婦に聞くと「紫のバスね」と探してくださる。少しするとバスが止まっているとわざわざ知らせてもらう。あまりにもいい人たちなので「優勝したよ」とCarpの話をすると意味が解らない様子。ここは南紀熊野。広島ではない。たち話をすると埼玉人らしく西武ファンという。束の間の野球談議をして別れる。
全ての観光を終えてバスは紀伊田辺駅に向かう。何とものんびりとした駅で特急くろしお32号を待つ。まるで貸し切り列車の如く乗客は少ない。新大阪駅に向かうが天王寺駅近くになって列車が止まったり、ノロノロ運転となる。これでは予定の新幹線には間に合いそうにない。案の定、間に合わず、新大阪駅で1時間半くらい指定席購入まで待つ。こういう経験は日本国内ではあまりないので驚く。それでも何とかその日のうちに広島駅について楽しい旅を終える。やっぱり旅はいい!
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう !
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