2018年10月14日日曜日

6年目に突入した日本画

 「ナニゴトもいいことは長く続かない」、母からいつも聞いていたこの言葉。いいお天気は長く続くかどうか。ともあれこれから先もしばらくは秋晴れのお天気が続きそうだ。一昨日、図書館からの帰り、踏切の遮断機が下りている。それも長く下りたままだ。それもそのはず、3か月ぶりにJR貨物が通過する。コンテナの数は48個だった。新聞によるとJR貨物の9割が運行されるという。ようやく災害前の生活にもどりそうだ。

 日本画作品展後の教室は絵を習って6年目に突入する。あっという間に5年が過ぎた。絵がうまくなった気配はない。しかし美術館や画廊に出かける癖がついた。絵を習う前から、苦手意識のあった絵。美術館友の会に入り、なるべく絵を見るようにしよう、との思いはあった。

 絵を見れば見るほどどんな絵が好きかわかりだす。これは音楽もそうだ。長く広響の定演を聞いていると音楽に対する好き嫌いが増してくる。美学の講座で先生は絵の良し悪しは好き嫌いで決まる、と話された。そう思えば音楽も当てはまるかもしれない。

 昨日の教室では大きな食べられない無花果の巨木の色付けをする。しばらくは巨木というか樹木ばかりを描くつもり。大きな無花果の葉を点、点で描いていく。水干絵具を膠で混ぜる際、あまりにも鮮やかな黄緑を溶いた。どう見ても鮮やか過ぎる。先生に決めてもらった黒っぽい色を混ぜて点描写していく。その前に向う岸の葉っぱを色付けする。先生のアドバイス通りに点描写すると自分が思うよりもうまく描ける。ここで感動している場合じゃない、と思ってもついつい眺めながらの自己満足。いつもながらこの心境にならなければ絵も続けて習えない。これでいい、とまた自己満足。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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