いいお天気につられて自転車に乗って秋の桜を見に行く。家から数分自転車に乗ると2級河川が流れている。その両岸は桜並木。春の桜と比べて秋の桜のなんと地味なコトか。自宅JR最寄り駅から上り方面は山陽線に沿って河川敷が広がる。ここは格好のジョギングコースであり、ウオーキングコースでもある。途中、土手から河川敷に下りて自転車を押して歩く。夏であれば日差しを遮るものがなく暑くて歩けない。しかし、今は秋。日も照らず歩くにはうってつけだ。かなり歩くと新幹線の高架橋がある。ここまで歩くとJRの隣駅に近い。途中で引き返し、土手のベンチに座ってしばし休憩。家に帰ると1時間半の散歩であった。
動きも勢いづいてお昼後は2階に上がって年に数回の掃除タイム。何気なくライティングヴューローを開けるとCDが束になっている。その傍を見ると要らないようなものがある。このCDに勢いづいて、ビデオテープとカセットテープを処分する。
母が元気なころまでは2階を占領していた。しかし16年前から2階にはほとんど上がらず下で過ごす。2階の布団類とアルバムは気になっていた。昨日はそれよりもビデオとカセットテープを処分する。リンゴの段ボール箱2個に入ったビデオとカセット。今やビデオデッキも処分して見ることはできない。ただカセットはCDラジカセで聞くことは可能。それでもビデオテープ70巻と多くのカセットテープを処分する。処分するのはいいのだが、洋服箪笥の上に段ボール箱で入れている。これを降ろそうとするが重くて動かない。踏み台に上がってもダメ。仕方なく少しずつ動かすと何とか降ろせた。これを2個降ろす。
ビデオテープの中身を見ると中国関係のものが多い。その中に外国に出かけた際にツアー仲間から送られたビデオが10巻くらいある。さすがにこれは捨てられない。いまは海外で知り合ったツアーの人からはDVDでいただくことが多い。他にも動画で配信されたりする。
ビデオやDVD。これをいただく旅は楽しい旅のなかでも最高に楽しい旅。そんな気がする。どういっても今では行かれない国や地域がある。そして自分自身も体力面を言いたくないけど、今となっては体力、気力が追い付かない国もある。そう思うと若い頃に出かけてよかったかもしれない。
次はカセットテープ。これを見ると自分の趣味嗜好がわかる。とはいっても大半は中国語とロシア語に関係あるテープ。30数年前はかなり外国、それも中国やソ連にのぼせていた。というか見知らぬ国への関心と言った方がいいかもしれない。今ほどメディアの発達していなかった時代、短波放送やラジオの外国語講座やテープで外国語への関心が高まった。今思えば自分自身も人並みに何かにのぼせていた時代もあったんだ、と思わずにっこり。1巻、別のところにあったカセットテープは「ばあの声」と書いている。姪たちが母のことを「ばあ」と言っていた。母は自分がいなくなっても「写真など見てどうするん」と言っていた。じゃ、カセットの声はどうする!?
ついでに、と2階で目に着くものを見ている布製の手提げバッグがある。なかを見るとなぜか1枚、銀行振り込みの紙がある。社会人で過ごした大学への機械で振り込んだ領収書だ。50数万円の金額。年間でこの金額は6年では……。そしてほかにも入学金30萬円弱を2度振り込んでいる。大金をはたいて大学に通う。これも自分で働いたお金。誰からもとやかく言われない。
自分でこれっと、思うことは結構、行動に移している。もしもその時、行動していなかったならば人生に置いて悔いが残る。そう思えば「人生まだまだ発展途上」(これはある人のメールから勝手に引用。いい言葉)、これからもやりたいことをやって……。久日振に自分に頑張れ、と言いたい!
ブログ投稿後にひとこと。ライティングヴューローには写真もあった。今から20年くらい前までの集合写真がたくさんある。ブスはブスなりに心から楽しそうに笑って写っている。これを見て、さて今は涙を流してお腹を抱えて笑うことがあるだろうか、と自問自答。やっぱり笑っている写真はいい!それにしても有名無名のいろんな人と写っている。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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