昨夜のBSプレミアムは「ヤミツキ人生」。番組HPによると「ヨガにやみつく片岡鶴太郎が、自分をも上回る、驚きのヤミツキ人生を歩む人達を直撃!ラン愛好家から“世界の亀三”と尊敬される会社社長。実現不可能と言われた“幻の魚”を生み出した“金魚仙人”は、収入の大半を飼育代にぶちこんだ。そして東京大学では、何故か自らの肉体改造にヤミついてしまった若者たちを続々発見!彼らの普通じゃない、でも笑いと感動に満ちたヤミツキ人生を見逃すな!」とある。
面白半分にテレビを見ていると頭が変になりそうになる。どういっても「ヤミツキ人生」。まともな人である。しかし実際はやみついている!?これはその人たちに失礼になるかもしれない。とはいってもヤミツキになる人たちは夢中になって幸せだろう。だが家族は大変。これは一昨日の南方熊楠の続きかと思わせる番組だった。
そうはいっても並大抵の人たちではない。どういっても「ヤミツキ人生」。うらやましい反面、半分は狂っているとしか思えない。
まずは鶴太郎。服を脱いだ姿を初めて見る。気持ち悪いの一言。ヨガがどうじゃこうじゃでなくただ気持ちが悪い。人間の体はお相撲さんに見られるようにふくよかな体つきの方が見ていて気持ちいい。かといって鶴太郎の生き方をどうこう言うつもりはない。ご本人がいいと思えばそれでいい。とはいってもヤッパリなんか変!
蘭愛好家はこれまた一般人にはできない。拡大鏡で見る蘭の花。それくらい小さな蘭を世界中、旅して集める。それゆえ人からは「世界の亀三」と呼ばれる。これこそヤミツキ人生ならぬ本当の道楽人生かもしれない。金魚仙人は97歳。3年後には世界で初めての緑色の金魚の固定化が成功なるとか。今はその準備段階らしい。それにしても若いころ夢見た緑色の金魚。それを成し遂げるとは…。最後に東京大学の学生によるボディービル。担当の先生によると東大生は東大に入ったということの成功体験があるそうだ。それが肉体改造においても成し遂げられる…。
東大には全く関わりがない。しかし、成功体験はちょっぴりわかる気がする。全く次元が違う話になる。運動音痴が36歳で自転車に挑戦。練習の甲斐あって乗れるようになった。生まれて36年間も乗りたいと思い続けた自転車。嬉しかった。自転車に乗る人から見れば笑い話になる我が成功体験。しかし、これは誰にもわからないほど自分にとっては大きな成功体験。次は何を、と何でもやれる心境になっていく。次は水泳、次は…とどんどんやり始める。この気持ちは今でもある。年老いてもまだ何かできる!この気持ちは本当に大きな成功体験!
ヤミツキ人生の人たちの成功体験からすれば全く程度が低すぎるお話。これはヤミツキ人生ならぬオモイツキ人生。ともあれ今日も楽しく過ごしましょう!
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