2017年12月12日火曜日

『デイリー新潮』記事から

 今朝は今季一番の寒さで予想最低気温1度、最高は5度らしい。

 毎日目を通すネット記事。『デイリー新潮』に「すさまじき『活字』パワー 前頭葉活性化の『読書三昧』百寿者たち」のタイトルがある。この一部を抜粋すると「なにか新しいことを学習するとき、脳内でニューロンが増加し、これまでになかった神経回路が作られることが知られています。オーストラリアのある研究で、知的好奇心の強い人は、MCI(軽度認知障害)になっても症状が改善する場合が多いことがわかっている。新たなことを学び続けようという姿勢が、アルツハイマーの予防、治療に重要だということがわかります」とあり、「本や新聞を読んで新しいことを知りたい、という姿勢が、前頭葉を活性化させる」と筑波大学名誉教授でメモリークリニックお茶の水理事長の朝田隆氏は医学的な見地から読書の効用を語っている。

 まあ、せいぜい本を読もう。先日読んだのは『100歳になっても!これからもっとしあわせなひとり暮らし』(吉沢久子 KADOKAWA、2015年)。この著者も百寿者だ。吉沢は「では何が一番大切かと問われれば、『どんな立場でも自分の境遇をいつもよりよい方向に向けて切り開いていける力』だと答えるでしょう。…誰かに頼るのでなく、自分の力で暮らさなくてはいけないのです。…人生を切り開く力を持っていることは、火事でも焼けず、泥棒も盗めない本当の財産になります」。159p

 「火事でも焼けず、泥棒も盗めない本当の財産」の表現が面白い。確かにこの二つは生きてさえいれば財産として持っておられる。いつも100歳や105歳の人を話題にしている。今の自分の年齢からすればその域に達するまではもうひと踏ん張りどころかもっと知的好奇心を持って頑張らないといけない。ともあれ今日も楽しく過ごしましょう!

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