2016年11月30日水曜日

リトグラフから

 デパートの絵画展示会場で見たリトグラフ。先日見た東山魁夷の絵の展示もある。広い会場は係りの人の姿が目立つだけでお客はいない。人を待つ間、絵画を見て歩く。ところが絵にはリトグラフと細かく表示がある。どの絵も有名な画家の絵。だから価格も云百万円!?リトグラフというからには刷った絵画!?たった一枚の原画と違い、何枚か刷っているはず。その絵が何故こうも高いのか。見ていて合点がいかない。絵の価値があるから高い!?

 買う気があれば、といっても一枚が数百万円もする。買えるわけがない。係りに説明を聞こうとするが聞くことはできない。たとえ聞いても相手にされないだろう。合点がいかぬまま、携帯の辞書機能でリトグラフを検索。石などの平板に刷った云々とある。それが何故これほど高価なのか。今でも合点がいかない。これを買う人がいるから特設会場で即売!?まあ、貧乏人は絵を見るだけにして要らぬことを考えないほうがいい。これで世の中、平和になる!?

 絵といえば絵を描くモチーフ。例えば旅先での写真などモチーフに、と考えたりする。先日、今年の後半に出かけた先で撮った写真から、モチーフになりそうなものをプリント注文。写真として紙にしたものは絵のモチーフに限らず、旅の記念にもなりそうだ。最早自分の姿かたちはどうでもよくて風景などがいい。そうはいっても決して自分を粗末にしているわけではない!

 話は変わって昨日の眼科定期検診での眼圧は11と13。今年前半の眼圧云々は何だったのだろう?

2016年11月29日火曜日

旅の話題

 今朝ブログを更新しようとするとウインドウズ10の更新が先に表示される。すぐにバージョンアップを開始するが、簡単には終わりそうにない。何度か更新が繰り返される、との表示になる。お昼には人とのランチが待っている。仕方なくブログの更新をあきらめ、パソコンもそのままの状態にして外出する。

 家を出ようとすると郵便受けに旅のカタログが届いている。その前に屋久島の旅を申し込む。しかし、来年の話とはいえ、申し込みは少ないらしい。人が動ける期間も生きている限りすべてとは言えない。思い立ったが吉日。朝から旅を申し込む。だが、催行されるかどうか怪しい限り。それならばと、今朝届いたカタログに目がいく。同じ旅行社とはいえ、支店ごとの営業なのか福岡、広島、関西の各支店からカタログが届く。とはいっても届いたカタログは同じではない。

 旅といえば今日会った人は先日の旅の添乗員。というか、以前中国語を習っていた時の人が添乗員をされている。まさか、まさかの偶然で今月3日の日帰り旅に遭遇する。かなりの年数会っていなかった。久しぶりのランチで話が盛り上がる。いろいろと旅の情報も知る。

 話の途中でその人が手にするのは、次に出かける旅の書類。なんと添乗ではなく、プライベートで参加する旅のものだった。お仕事で行くのと個人的に遊びに行くのとでは趣も異なるだろう。動ける間にどこへでも行こう。これは誰もが持つ心理!?せっせと元気で旅を続けたいものだ!

2016年11月28日月曜日

「徳を積め」

 「現代日本画の名品からは、何か共通した感動が伝わってくる。この何かとは何物か。…そして最近、それが『神韻縹渺』(しんいんひょうぼう)と批評されるものだと、確信するようになった。…物の姿をどう描くかといったレベルを超えて、画布からにおい出してくる、神妙な雰囲気こそ、名作とよばれるものがもつ品格なのであろう。」82p(中西進『ことばのこころ』東京書籍、2016年)

 これをどう漂わせたらよいか、思い悩んだ筆者は手塚雄二画伯が平山郁夫画伯から助言されたという「徳を積め」という言葉を聞く。…「徳という文字の本義は真っ直ぐな心である。巧く描いてやろうとか、傑作を生もうなどと考えない、明澄な心が画家に神韻をもたらす。いや、すべての人に気高い成果を与えてくれるものが、徳なのであろう。『徳は孤ならず、必ず隣あり』(論語)ということばもある。徳は一人よがりのものではなく、万人と馴染み合うやさしさにまで到達しなければ、徳とはいえないのである。」82-83p

 「徳」は万人と馴染徳み合うやさしさ…。わかるけどなかなか難しい。人とすぐに馴染むところがある。この頃、これに対してしきりに反省。以前読んだ本に「丁寧語で話す」とつき合いも疎遠になる…ようなことが書いてあった。そうだ、言葉遣いが問題だ。そう思って人と丁寧語で話せばいいモノを相変わらず広島弁丸出しで気安く話す。これが問題!とはいっても話す人全部が全部そうとも言い切れない。言えることは人の心は他者が自由にはできないということ。逆もそうだけど。まあ、ともあれ「徳を積め」!?とはいっても「徳」でいう馴染み合う優しさ、とはこういうことじゃない!

2016年11月27日日曜日

天晴れ!

 「世界第二に高い山 カンチェンジュンガを無事展望してきました。マイナス5度のテント泊だったり、標高5000メートル往復だから、連日8-10時間のハードな山旅だったよ。ダージリンのトイトレイン観光も良かった。下界に降りたらインド政府が高額ルピー紙幣を急に使えなくして、混乱のインドでした」。これは姪から届いた写メールの一部。

 姪は今月の初旬から中旬にかけてインドへ15日間の旅をしている。どういっても5000m級の高い山を連日歩く旅は到底真似はできない。我が身内ながら天晴れとほめてあげたい。困難を伴う旅は元気が一番、そしてやる気が一番。(注 高額ルピーが使用云々はこの日、アメリカ大統領がトランプになって、インド政府のその扱いが変化したことにあるらしい。インドの銀行のATMも長蛇の列で、姪たちはインド人を介してルピー→日本円に再両替したという)。

 姪は祖母である母の影響が強いのだろうか。大学時代、わが家に居候して大学に通っていた。その時に受けた母の言葉を姪から聞いたことがある。テレビを見ていると母は姪に「それくらい一生懸命見るのならば自分でやればいい!」と話したらしい。これは母が亡くなってから姪が教えてくれた母の言葉。それが姪の信条になったかどうかは知らない。多分、母は自分がやりたいことをせよ、と言いたかったのではないか。

 姪ほどの体力も気力もない。だが、その気持ちは多少なりとも持っている。

 昨日、日本画教室を終えてJRで帰宅中、途中から乗車した高校時代の同級生と出くわす。今でも勤めているという。何歳になっても働くことは立派なコト。遊び人になって14年選手でもそう思う。ところが、この時代になってもIT機器とは無関係な生活という。かなり発破をかけるが、やる気はなさそうだ。これにはびっくり!人それぞれ。とやかく言えない。

 夜はいつもは見ない、さんまのお笑い番組を見る。第一線で長く活躍するだけあってインタビューを聞いていてもさすが、と思う。ファンには常に感謝と優しさを忘れず、サインや写真撮影もなるべくするという。そして悩むことはなく、「今が一番!」と言い切る。お笑い界を長年リードする人の言葉には重みがある。こういう人こそが頭がいい人というのだろう。頭の良さは学校の成績ではない。生きていく上での人間性&生き方が問われそうだ。

2016年11月26日土曜日

♪カヴァレリア・ルスティカーナ♪

 さらっていた♪アダージョ♪を仕上げ、次からは♪カヴァレリア・ルスティカーナ♪をさらう予定。 アダージョは吹きごたえのある曲なのでいつでもフルートで吹ける曲にしていたい。次にさらう曲は先生によるとコンサートのアンコール曲としてよく演奏されるらしい。

 レッスン後、歩いて2か所の画廊に行く。どちらも習っている先生たちの日本画小品展。はじめに金融機関のビル10階ギャラリーへ。日本画愛好者がこんなに多い?と思いながら絵を見る。皆さん、習っている先生の絵がお目当て?同じ日本画と言ってもかなり好き嫌いがある。自分が絵に目覚めたためかどうかはわからない。

 絵を見ていると同じ先生にならっているが、教室が違う人と出会う。次に行くは本通りにある画廊でこちらは先生たちのグループ展。出品されている先生のうち一人だけ初めてここで話をする。樹木を描かれている絵があった。その先生と思ってお話しすると違う先生だった。このごろは樹木に関心がある。いつか大木を描こう!


 絵といえば昨日は新聞のチケット招待券の応募で当たり、チケット2枚が送られて来た。ところが場所が不便なところにある。公共機関で行けるかどうか心配していたらなんとか行けそうだ。チケットと言えば先ほど同じく絵画のチケットを送ってくれるとのメールが入る。せっせと画廊巡りをする。これもいいかもしれない。まさに芸術の秋!寒くなったので芸術の冬!?これはないか。

2016年11月25日金曜日

「優游涵泳」

 ブログを開設して約7年半。そのうち2年間は以前のブログ。何のためらいもなく更新を日課にしてきた。ところがこの頃、疑問を抱く。誰でも閲覧可能なため、時によっては見てもらいたくない人もでてくる。ブログそのものは悪いことではない。ただ、何でもかんでも公にしていいモノかどうか。疑問を抱きながらも非公開を解除して公開にする。人がどういってもええ。ここはもう居直って続けられる限りブログをアップしよう。そして、いい人とだけ接すればそれで由!!気を取り直して今朝もブログを投稿する。

 中西進の『ことばのこころ』(東京書籍、2016年)を読む。その中に「優游涵泳」がある。この本で知った言葉だ。朱子が『論語』を解釈した『論語集注』(ろんごしっちゅう)。その中に見えるコトバだとか。

 「孔子が人間の成長過程にしたがった勉強の仕方を教え、『七十にして、心の欲するところに従いて、勅を越えず』(七十歳になったら気持ちのままに勉強するのがよく、一定の基準を超えてはいけない)といったのに対して、朱子が説明を加えた。それが『まさに優游涵泳して、等を躐えて進むべからず』というものであった。『優游涵泳』とは、優しく、遊び心を持ち、体に水を浸すように学問の中に入り込み、ゆったりと泳ぐような勉強の態度である。焦ったり、無理をしたりして勉強してはいけない。年齢相応の学び方があるはずだから、それを重んじて勉強するのがよいというのである」。95-96p

 筆者はこう述べ、これは七十歳に限らず「ゆったりと事の本質の中に身を委ねることが、いい結論を生むのではないかと思う」という。

 人との闘争心に欠けている。その自覚があるためか、争い事は嫌い。いつも言うように煩わしいヒト・モノ・コトが大嫌い。もうほっといてくれ!とどれだけ言ってもわからない輩。困ったものだ。

 「優游涵泳」とはちょっと意味が異なるかもしれない。昨日も泳ぎに行く。だが、ゆったりとは泳げない。どうじゃ、こうじゃと言っても水の中では和気藹々としている。もうすぐこのプールに通って丸3年がやって来る。時の流れはゆったりどころか急ぎ足?「優游涵泳」、いい言葉だ!

2016年11月24日木曜日

「それをやった」

 図書館で読んだ『文藝春秋』12月号。その中に「大逆転の人生劇場失敗、挫折、苦悩――どん底から甦った20人の証言」がある。その一人の角田光代は「運動音痴の私はマラソンに向いていた」との記事を書いている。角田は小さい頃、運動音痴だったそうだ。同じ人がいる、と思って興味を持って記事を読む。角田は「優劣というものはなくて、ただ向き不向きがある。だから今日の勝ちを急ぐことはない。いや、勝ちを目指さなくてもいい。小説とおんなじだ。勝ち負けはない。自分にとって『それをやった』意味だけがある。そう思うようになった。」と書いている。

 角田の「向き」はマラソン。誰よりも劣っていた運動。しかし、今ではフルマラソンに挑戦。誰もができることではない。

 運動らしい運動をせずに育った。そのせいもあってコンプレックスは運動音痴。ただ救われたのは遅いながらも長く走ることは嫌ではなかったことと根気はあった。それでもマラソンに挑戦とまでは考えたこともない。ひょんなことから人に強引に誘われて始めた水泳。これは向いていたのだろう。初めてプールに浸かってからすでに30年以上になる。スイミング教室に入って正式に泳ぎを習ってから20年。人の何倍もかかってやっと泳げるようになった。これはよちよち歩きの子どもと同じ気持ちかもしれない。嬉しかった!

 角田のいう「それをやった」は実感する。今では、水泳は生きる喜びとまで言えるほどになった。

 そういえば、昨日の黒田投手の「ネガティブ」思考。黒田は精神面の弱さを跳ね返すためにメンタルトレーナーと個人的に契約していた。どんな立派なプロの選手であっても弱い面を兼ね備えている。だが、それを表に出さず努力して頑張っていたとはなんとすばらしい。

 昨夜はNHK・BSで「レッド・チルドレン 中国の革命の後継者たち」を見る。1966年の中国に吹き荒れた文化大革命。あれから50年。中国国内の文革世代でなく、中国に呼び込まれた各国からのエリートたちがいる。その数、100数十名。その外国人の子弟が文革の嵐に巻き込まれていた事実は昨夜初めて知る。

 中国の人であっても今では誰も当時の話はしないだろう。昨年、その子弟たちは北京に集合して再会を果たし、当時を振り返って話を進めるところから番組は始まる。どういっても2時間近くに及ぶドキュメンタリー。文革を改めて知るいい機会となった。

 こういう番組を見る度、思想信条の自由がある日本はいい国と改めて確認する。やろうと思えば自分の意志さえあれば何でもできる時代に生きている。角田の言う通り「それをやった」ことに意味がある。ヒトとの闘争心でなく、自分が「それをやった」という充実感を持って生きていきたいものだ。

2016年11月23日水曜日

「十転化の功徳」

 旅に出て現地で手にするパンフ類。ほとんどは家に帰って眼にした後、捨てる。今回の旅で残る一枚は雷山観音様のパンフ。再度、眼を通す。パンフに身代わりのお守り(サムハラ)についての教典「施無畏印儀軌」が書いてある。この中の十転化の功徳を記そう。
 
 悪を転じて善と化す。
 邪を転じて正と化す。
 愚を転じて賢と化す。
 貧を転じて富と化す。
 賤を転じて貴と化す。
 乱を転じて治と化す。
 危を転じて安と化す。
 禍を転じて福と化す。
 迷を転じて悟と化す。
 痴を転じて仏と化す。

 これらはすべて真反対の事象。裏表は時によって同じになる!?

 昨夜のNHKの黒田投手特集「MC相葉が広島へ!“男気・黒田博樹投手”の20年に迫る」。相葉と黒田の対談で始まる。相葉は黒田に尋ねる。性格はネガティブかポジティブか?黒田の返事は「ネガティブ」。これを聞いてびっくり。

 自分自身、若い頃はナニゴトもネガティブに捉えていた。今はそうでもないと思っている。ところが昨夜の対談を聞いて考え直す。もしかしてポジティブに、ポジティブにとしているだけかも…。

 ともあれ、ヒト・モノ・コトにはすべて裏表がある。表裏一体。どう転んでも反対と化していく。それはパンフにあるように「十転化の功徳」かもしれない。ネガティブもポジティブも同じと思い始める。ネガティブであればこそポジティブに…と頑張れる。このパンフ、捨てられそうにない!!

2016年11月22日火曜日

国の名勝九年庵と紅葉名所めぐり鳥栖

 20日、21日の2日間、この時季だけ九日間見学可能な九年庵に出かける。思いついたが吉日、ではないが、旅の募集のチラシを見たのは出発まじか。バスの座席も最後列となる。市内バスを運行するバス会社が主催する。バスは27人乗りの中型。さすがにバス会社だけあって車内はゆったりしている。参加人員も19名で楽しいバス旅となった。
 
 九州の佐賀県に初めて行く。旅のうたい文句の九年庵。しかし、もっと素晴らしかったのはその後訪れた雷山の観音様。庭園の見学はお坊様のお話の後で、と聞かされていた。お寺に入ると廊下を歩く。階段を何段も上がってやっとたどり着いたところで観音様の前に座る。はじめにいただいたパンフの観音様をみるとそれだけで感動する。目の前でそれが見られると思うとさらに感動する。だが、眼が良くない。その自覚があるためか、何も前のものが見えないと気づく。やっぱり見ることができないか、と半ばあきらめモード。ところが、お坊様の一連のお参りの行事の後で両扉が厳かに開く。アッと思った瞬間、大きな仏像が見えた!!眼が悪いから見えないのではなく見えないようになっていたとは…。この観音様に気持ちが吸い込まれる。なお、観音様はパンフによると4.63mの高さだそうだ。
 
 今回の1泊2日の旅でこの観音様に出会ったことは本当に大きな喜び。これまで生きて来て仏像を見ての感動はこれほどではなかった。帰りがけに参加者に聞くと同じ感動を持った人がいた。写真撮影は禁止。ここでは素晴らしい観音様のアップができない。お寺のHPに画像がある。以下はそのURL。http://www.sennyoji.or.jp/ いただいたパンフにも観音様の写真がある。これをアップしよう。
 
パンフの雷山観音
 観音様共々お寺の若いお坊様たちも威厳がある。ありきたりの紅葉めぐりと違う新たな発見の旅となった。良かった!旅の模様は画像のアップに替えよう。
 
 なお、スケジュールは下記のとおり。
 
1日目 11月20日(日)
 
広島駅新幹線口発🚌筑後(昼食)🚌水田天満宮・恋木神社🚌桑野の久留米織工場見学🚌大興善寺🚌鳥栖のホテルルートイン鳥栖駅前 夕飯は駅前で一人参加の人とお寿司を食べる
 
2日目 11月21日(月)
 
ホテル🚌九年庵🚌雷山千如寺大悲王院🚌博多で昼食🚌広島駅新幹線口着


 
水田天満宮の丑

水田天満宮 恋木神社の幸福一位の木

大興善寺
1300年の歴史がある天台宗の古刹

大興善寺から見下ろす田園風景

仁比山神社のクスノキ(神埼市天然記念物)

国の名勝九年庵の紅葉

九年庵 日曜日にあたる20日は一日の観光客は係りに聞くとなんと1万人という

九年庵入口は
大きな銀杏の木がお出迎え

 九年庵のお庭横には蘭医の伊東玄朴の旧宅がある。ほかにも、地蔵院、仁比山神社などがある。またその一角にはお抹茶の接待もある。赤い緋毛氈に腰掛けてお抹茶をいただく。九年庵を見学後、猿回しの大道芸で人垣ができる。実物の猿回しを見るのは初めて。写真に撮ったけど人がたくさん写っていてアップは中止。

 楽しい旅はいいのだが、後で間抜けだったと気付く。この10日間くらい前から煩わしいことで落ち着きなく過ごしていた。これがいろんなところで悪い結果をもたらす。どういってもこの間に3回の忘れ物をする。昨日は何と着ていたウインドブレーカーを紛失。どこに置き忘れたのだろうか。気温が高く服を脱いだり着たりした。どこかに置き忘れたのだろう。気にしていては怪我をしそうだ。気持ちを素早く切り替える。先日は譜面台、その前日は帽子と紛失続き。すべては最近のゴタゴタがそうさせる!?気持ちを新たにして頑張れ!怪我でなくてよかった。とはいっても失くした2つはいつも旅のお供だった。
横にある地蔵院の大きな数珠玉
一つ動かす度にカチッと大きな音がして数珠玉が落ちる

雷山の観音様を拝んだ後のお庭

雷山千如寺大悲王院の樹齢400年の楓の木

大きな銀杏の木も…



2016年11月19日土曜日

紅葉谷公園へ行く

 昨日の携帯万歩計は12956歩。連日の動きすぎでよく眠る。
厳島神社


 久しぶりに宮島へ行くと、観光客が多い。それも外国人の姿が目につく。中でも中国語が飛び交う。中国か台湾の人だろうか。ブラジル人とも出会う。むかうは宮島の紅葉谷公園。その前に桟橋近くで売っている牡蠣カレーパン@¥400をいただく。あげたばかりのカレーパン。この中には牡蠣が2個入っている。若鯉のツイッターで美味しいとあったカレーパン。本当に美味。
牡蠣カレーパンのお店

牡蠣2個入りのカレーパン


 それにしても久々の宮島で感じたことは以前とは様変わりしているということ。もはやもみじ饅頭は廃れた!?道の両側に並ぶはアナゴと牡蠣のお店。どちらも瀬戸内産なので間違いはないがそれにしてもナニゴトも時代が変化を求める!?今やアナゴ飯と牡蠣、牡蠣、牡蠣。まあ、どちらも好きだから大歓迎だけど…。

 目指すは紅葉谷公園。途中、行き先を人に聞いてしまうほど長く訪れていないと気づく。弥山に上るロープウェイまでの道のりと同じだった。しだいに雨になって来る。

 今から25年以上前になるだろうか。紅葉谷公園を女性3人で歩いていたらカメラが趣味らしく、コンクールにも出すとかいう人に声を掛けられる。樹木に差し込む秋の木漏れ日。その中に佇む女性3人。この写真を撮りたいと言われて写真におさまる。後日、大きくされた写真が送られてきた。遠い昔の思い出。今頃、他の人たちは元気でやっているのだろうか。うち1人は年賀状だけの付き合いになってしまった。

 紅葉は見ごろとあってたくさんの人、人、人。カメラ持参でたくさん写真を撮る。中でも鹿さん、本当にかわいい。
宮島の鹿



 今日はこれから日本画教室へ。お天気は良くないけど気持ちは晴れ晴れ。今日も頑張って絵を描こう!

2016年11月18日金曜日

紅葉だより

 広島駅構内に掲示されている紅葉だより。宮島は今まさに紅葉が見ごろ。自宅JR最寄り駅から1時間前後で宮島に行ける。だが、近すぎるためかあまり出かけることもない。となると、行くのは思い立ったが吉日の今日あたり!?今朝は母の月命日。これからお墓参りをしてそれから宮島へ…、これもいいかもしれない。

 昨日は朝からプールで泳ぐ。これからの季節、外気温が低くなる。しかし、プールの中は年中31,2度と温かい。そのため、泳ぐには夏よりも冬の方が気持ちいい。昨日も1キロ泳ぐ。他にも水中歩行で数往復歩く。ところが、プールから上がると冷たく感じる。急いでシャワーを浴びる。身体はすぐに温まる。

 お天気は午後から下り坂。早めに一日の行動開始。今日も元気で!

2016年11月17日木曜日

フルート定例会

 「成長するということは、自分がこうしたいと思う目標をもって自分らしく生きるということなんです。ストレスや悩みを抱えながらの人間関係を続けると、元気がなくなって病気になったり、トラブルがどんどん大きくなったりと、いいことはありません。人間関係を断ち切るのには勇気が必要ですが、それをしないとこの先の人生、自分らしく幸せに生きることができなくなります」。これは昨日、図書館で読んだ雑誌の中の加藤諦三の言葉。見出しに「自分らしく幸せに生きるためには、『整理』が必要な人間関係もある」とある。この記事、タイミングの良さに我ながら驚く。

 アドラーの心理学に「嫌われる勇気」がある。どんなに嫌われてもかまわない。周りのいやな雑音を遮断するためにもここは人間関係の「整理」が必要。いちばん先に取り掛かったのは電話帳の整理。この先どのくらい生きられるかわからない。励ましてくれる楽しい人とだけつき合っていけばそれでいい。そうすれば、これまで通りストレスなく過ごすことができる。

 気持ちの整理もついてフルート定例会に出かける。集合時刻まで中央図書館の敷地内を散策。美術館と図書館が建つ敷地は街中としては自然がいっぱい。紅葉真っ盛りの木立を歩いて携帯で絵になりそうな樹木の写真を撮る。ここはカメラ持参、と思った。だが、携帯でカメラ替わり。

 かなりの時間が経過して辺りは暗くなり始める。喉が渇いたところでビールが待っている。美味!少しでも飲むと酔いが回る。あたりを見回すと女性もチラホラ。どの人もビールで英気を養う!?フルート定例会も来月はフルート忘年会になる。一年が過ぎるのは早い。忘年会の話題になった。

 この季節、年賀状の訃報も届く。昨日がそうだった。身内の不幸も親ではなく、兄弟姉妹になっていく。我が姉妹が…、は考えられない。親の時もそうだった。だが、いつか、誰にでもその時はやって来る。せいぜい、人生を楽しみたいものだ。ぶつぶつ言う時間がもったいない。今日も元気を出して泳ぎに行こう!

2016年11月16日水曜日

「人間は何万年も、明日に生きるために今日を生きてきた」

 ヒト・モノ・コトの煩わしいことが大嫌い!普通に生活していてもストレス社会。面倒なことに関わりたくない。母が元気だったころ、面倒なヒト・モノ・コトで気をもんでいると「ほっとけ、ほっとけ!」といつも励ましてくれた。もう、どうでもいいけん電話をかけてこないで!思わず叫ぶ。朝から荒れ模様!?

 元気づけるため、ネットで名言をみると手塚治虫のことばにいきつく。「人間は何万年も、明日に生きるために今日を生きてきた」。当たり前のことなのに今朝は妙に納得。

 昨日はフルートレッスン日。♪アダージョ♪をさらう。気持ちをリセットしてフルートのレッスンも気合が入る。いい音が出る。ところどころ譜面通りにならない箇所がある。先生に吹いてもらってICレコーダで録音。しっかり聞いて練習しよう。

 ほんまに人の言動に振り回される。もうどうでもいい。ほっといてくれ、と再度叫ぶ!今夜はフルート定例会。ビールを飲んで元気を充電!?

2016年11月15日火曜日

「人は強くなければ生きていけない、優しくなければ生きていく資格はない」

 何が嫌いと言ってストレスになることがそれにあたる。煩わしいヒト・モノ・コト、面倒なことが大嫌い。こうやってストレスを排除する。元気でいるためには自分で自分の身を守るしかない。年を経るにつれてその気持ちが増してくる。おかげで元気!

 一つの煩わしいコトにけじめをつけて今日から新しい一日が始まる。

 チャンドラーの名言にある「人は強くなければ生きていけない、優しくなければ生きていく資格はない」。そう思う。時に、鬼になって自分の気持ちを貫き通す。これも大事なコト。人の言葉に振り回されてはいけない。とはいっても後半部分も大事なコト。両方の折り合いをつけて頑張るしかない。

 


 気持ちを切り替えてフルートのレッスンへ。朝から気合が入る。ぐずぐずしていてはいけない。♪アダージョ♪、頑張って吹こう!今日も元気を出して!

2016年11月14日月曜日

合唱は終わった!

 人の好き嫌いが激しい。ところがそれも人から見ればそうでもないのかもしれない。昨日の合唱の本番前のこと。三味線のグループの人からフルートを持っているにもかかわらず、習うように勧められる。高校時代、琴同好会に3年間入っていた。今では和よりも洋楽器がいい。当然、三味線を習う気はない。

 人から勧められての習い物は自分自身の気持ちが固まらないと長く続かない。ところが自分の意志で始めたことは長続きがする。それも一人で始めたものが長く続く。今続いているモノ・コトは大概一人で始めている。

 昨日の合唱でのフルート演奏も無事終わる。終わるのはいいのだが、古い譜面台を持って帰ったはずなのに家に帰るとそれがない。ないのもうなづける。昨日の本番前、コンタクトレンズを入れたはずなのに、眼に入っていないと気づく。予備を持っていたので良かったけれど、使い捨てレンズでないので紛失は痛い出費。控えでロングのスカートに着替えていると足元にコンタクトが見える。ハンカチの上で装着するので付着していたのが落ちたのだろう。コンタクトが見つかって良かった。

 どういっても遠くからわざわざ違う区まで合唱に通っている。フルートに新しい譜面台と古い譜面台、楽譜と衣服を持っての移動は大変。その際のコンタクト紛失事件。慌てる乞食はもらいが少ない、ではないが慎重さに欠ける。これは怪我のもと。案の定、古い譜面台をどこかに置き忘れたのか、家に着くとそれがない。

 この数日、合唱をやめることばかり考える。昨日のことでその思いはピークに達する。遠くまで出かけなくてももっと近くでできることがある。そう思った。

 数日前から他にも考えていたことがある。ナニゴトもアンテナを張り巡らすとその思いは叶う。昨日、某会の入会を決める。先日来から漢詩に目覚める。ネットで検索するとそれに近いようなことがあった。今日も頑張って!

2016年11月13日日曜日

日本画教室へ

 2,3週間ぶりに日本画教室へ行く。先月から以前、習っていた人が教室に入られる。一回りくらい若い人で以前のことは知らない。お昼の教室は何処へ行っても若い人がいない。いつの間にか老人と呼ばれる域に達した。以前は夜に習っていた外国語も止めてしまって夜に出かけることが少なくなった。これじゃ、ますます若い人との接触がなくなる。もっといろんなジャンルの人と接することも大事。

 新しく入ってきた人たちと先生の音頭で教室が終わってcafeに入る。ここで居心地よくしていたのが良くなかった。先日「人生の楽園」のテレビの話を聞いていた。それなのに、すっかり忘れてしまって家に帰ったときは番組も終わる。ああ、残念!動画を探すと以前の番組がある。近いうち、昨日の動画もアップされると思って待つことにしよう。

 さて日本画教室。再度入会された人は先生の教室が始まったころから習われている。当然、絵もうまい。さっさと一人で描かれる。その点、いつまでたっても描き方の手順がわからず、先生に聞きながらの作業が続く。昨日は再度地塗りの色を塗り、その後で転写する。次回は色を塗る作業に入る。

 年末が近づいてきた。落ち着きなく日々が過ぎる。どういっても本を読む時間が少なくなった。これも落ち着きがない証拠。来年からは習い事を少し整理して落ち着きを取り戻したい。そしてほかのことも習いたい。

 ともあれ今日は合唱の本番が待っている。フルート、頑張って吹こう。合唱も今日を最後と、思っている。元気を出そう!

2016年11月12日土曜日

第365回広響定期演奏会を聞きに行く

 忙しい一日は過ぎた。お昼過ぎ、合唱のリハへ出かける。一旦家に帰宅後、夕方から広響の定演を聞きに行く。行くのはいいのだが、充電していた携帯電話の持ち忘れに気付く。午後6時台のNHKの番組と7時半からの番組で黒田投手の特番がある。演奏の始まる前と休憩の時間にワンセグを見たい。最寄り駅までついたところで再度家に帰って携帯を持っていく。ところが今朝の朝刊にも再放送があるという

 合唱が終わって家に帰ろうとすると、姉から電話がある。思い付きで夫婦でお墓参りに来たらしい。ところが家を留守にしている。しばらくすると、家の鍵をバッグに入れていたとの電話。わが家に入ってレモンを見つけると10個持って帰るという。今年は20個レモンが実った。まだ青く黄色になっていない。姉の娘が母の米寿のお祝いにとプレゼントしてくれたレモンの苗木。そのレモン、植えてから8年後に実をつけはじめる。姉も娘から同時期にレモンの苗木をもらっている。ところが市の北部に住んでいるため寒さで枯れる。幸いわが家は元気に実をつける。残ったレモンは10個。実がなるまでが楽しみなのでこれは妹に送ってあげよう。

 昨日の姉、野菜をたくさんもってきてくれた。有難い。仏壇に大きな丸柿をそなえてくれている。これはレモンの代わり!?

 さて昨夜の広響の定演。とてもよかった。何が良かったといってマリンバの響き。マリンバはばちさばきの速さを競う感がある。ところが昨日の曲ではオーケストラ部分では優しい曲。しかし、マリンバが加わるとまるでインドネシアのガムランに聞こえる。これは日本の作曲家の曲だから!?

 マリンバ奏者の塚越慎子。アンコール曲のマリンバ独奏ではまるで他の人も加わったようなアンサンブルの響きとなる。もう不思議な世界。感動してしまった。曲名はモーツアルト作曲の♪アヴェ・ヴェルム・コルプス♪。動画を探したけど思うような演奏がない。やはり昨夜のマリンバがいい。

 昨夜は第365回定期演奏会。演奏タイトルは「祈り、そして魂の救済」で演奏曲目は下記のようであった。尚、指揮者は広上淳一。

♪ラウダ・コンチェルタータ 伊福部明作曲 マリンバ 塚越慎子

♪歌劇「ローエングリン」第一幕への前奏曲 ワーグナー作曲

♪歌劇「タンホイザー」序曲とバッカナール(パリ版)

♪楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死

 新年に広響はCarpシンフォニーの演奏会をする。アンケート用紙にクラシックが大好きというカープの丸選手をゲストに…と書きたかった。だが書いていない。野球選手とクラシックファン。ちょっと粋に感じる。

 今日はこれから久々の日本画教室へ。今日も元気を出そう!

2016年11月11日金曜日

深まる秋の日に思う

 「中国サイバーセキュリティ法可決で統制がさらに強化、外資IT企業への影響も」。これは一昨日のネット記事。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161109-00000005-bcn-prod (参照)

 先日、中国へ出かけて知った中国国内でのネットへの接続制限。ツイッターやブログ、ほかにもGOOGLE などの閲覧制限があると聞く。連絡先代わりに「ブログを見て!」と言ったけど、ここまで厳しく制限されると人のブログを見るどころではなさそうだ。どういっても日本は言論の自由がある。これはとても素晴らしい。

 気分を変えて昨日は朝から泳ぎに行く。相変わらず嫌なおっさんがいる。いつものごとく「クロールで行け」と指令を出す。聞こえぬふりをしてその場から去るべく泳ぎだす。「ほんまにこのおっさん、どうかいの~」との言葉が口から出そうになる。家に帰ると先日、電話で予約したコンサートのチケットが届く。来年2月の2つのコンサート。某会員ならば先行予約受付で2割引きとなる。早速、代金を振り込む。

 この秋一番の冷え込みも泳いだ後はいつもの如く元気が湧き出る。暇つぶしにテーブルに置いた旅のチラシを見る。バス旅のチラシ。九州の1泊2日の旅だ。この季節だけ何日間か見学できるというお寺への旅。お寺というよりも紅葉したお庭拝見?何がいいと言って1人参加であっても2人参加と同一料金がよい。早速申し込む。

 季節がいい時季は外へ目を向け、寒くなると屋内の行事に参加。そう思って2月はコンサート三昧!?このうちの1つはポーランドに絡むコンサート。そう、ポーランドへ、と希望が湧く。来年の海外はポーランド!?

 今日は午後、合唱のリハ。そして夜は広響コンサートへ。忙しい一日が始まる。今日も元気を出して!

2016年11月10日木曜日

フ〇ッコ ヨーグルト フォーラムを聞く

 出掛けた先は「フ〇ッコ ヨーグルト フォーラム」。健康と長寿の関係について「カスピ海乳酸菌」を取り上げる2人の先生の講演を聞く。主催者のフ〇ッコはつくだ煮や煮豆などの販売で知られる。ところがヨーグルトの販売もしているとか。講演の中で広島では放送されない番組の話題もある。ということで個人的にはこの会社とヨーグルトとは結びついていなかった。

 腸や血管が若さを保つ。というか健康でいられる。それは何となく生活していてわかっていた。だから腹いっぱい食べると後が怖い。

 基調講演で京大名誉教授の家森幸男は「カスピ海乳酸菌で健康長寿を延そう」と講演する。日本の女性の平均寿命は長い。だが、健康寿命となると12年以上の差がある。最期まで健康であれば最高の人生。その意味もあって興味を持って話を聞く。コーカサス地方のグルジア。このグルジアは読み方によってジョージアとなる。ヨーグルトで思い出すのはブルガリアがあるが、ジョージアもそうらしい。

 この地方に住む人たちは魚類や大豆類を摂取し、さらにヨーグルトも取っている。前の2つは和食になる。だから日本人も長生きする。だが、これにはマグネシウムが含まれていない。マグネシウムは肥満・高血圧などの心臓病を予防する。ヨーグルトにはマグネシウムを含む。

 大豆に含まれるイソフラボン。これは骨密度を上げて骨折を防ぐ。たんぱく質を摂取すれば血中アルブミンが増加する。それにはヨーグルトの摂取がいいという。これは認知機能が良くなるらしい。和食+ヨーグルト(乳製品)≒認知症減少。これが主催者の言いたいことだろう。

 ヨーグルトは免疫力を高めてインフルエンザになりにくくするそうだ。認知症予防とインフルエンザを予防すれば確かに健康寿命は延びる。そういえば17年間、内科に通っていない。当然インフルエンザにもかかったことがない。ましてや予防注射も打ったことがない。そう、いたって健康だ。これにはフ〇ッコのヨーグルトでなく、明〇ブルガリアヨーグルトを毎日食べていることによるのかもしれない。メーカーは違うけどヨーグルトの摂取は欠かさない。せっかくの知識を取り入れたからには次回からはフ〇ッコのヨーグルト!?

 2人目の講師はあの世間をおさがわせした理化学研究所の辨野義巳氏。氏が騒がせたのではないと面白おかしく話される。やはり主催者に成り代わって良い腸内環境が健康寿命につながると話される。この辨野氏、名前に「ベン」がある。そう、便にかこつけて「便のよしみ」はないと皆を笑いの渦に巻き込む。先生のお名前は紛れもなく本名だそうだ。しかし、氏の研究は「便」にまつわっており、講演内容もそうだった。

 健康でいるためには腸と共に脳の活性化も大事。それには4点あるという。

1 よく話す
2 よく歩く
3 よく眠る
4 夢を持つ!

とくに睡眠と運動は大事らしい。運動するからよく眠られると話される。確かに。今日はこれからプールへ行こう。今日も元気で!

2016年11月9日水曜日

「知らぬが仏」

 朝はテレビを見ずに外に出かけることが多い。フルートのレッスン前、携帯でワンセグを見ると博多駅前で陥没事故が起きている。それも朝早くのことだ。5mの陥没はすぐに30mの陥没へと大きくなる。その脇にはビルの基礎がむき出し。台風や地震が起きるとすぐにテレビをつける。だが、陥没に気付くのはその場に居合わせないとわからない。それにしてもこれが我が家の前だったら、家一軒が埋没してしまう。怖い、怖い!

 フルートをさらう番が来た。思わず陥没の話をすると朝のテレビで知っておられた。ナニゴトも知らぬが仏!?そう、知らなくていいことはテレビばかりではない。人が聞いて嫌なことは知らなくていいし、知らせなくていい。知っていいのは人が聞いて楽しいコト。これが人に対する優しさだろう。


 レッスンでさらってもらった合唱で吹くフルート。スラーで吹かずにいた。スラーに切り替える。本番が近づいてきた。練習、練習。アルビノーニのアダージョ。大分曲らしくなる。いつもながら吹きごたえがある。暗譜するまで練習しよう。だが、練習は夜になりそう。今日は午後から講演を聞きに行く。今日も元気で!

2016年11月8日火曜日

♪広い河の岸辺♪

 旅の反省会を急きょ、秋の叙勲のお祝いに変更の件、昨夜の電話でそれぞれ日を改めての開催となった。大きな組織に属している人たちには一筋縄ではいかないことも多いらしい。ともあれ、おめでたいお話。いつでもどこでもお手伝いは準備OK。旅の紀行文も書かないといけない。気持ちが落ち着いてから取り掛かることにして…。

 動き回っていると本を読まなくなる。所属する2つの研究会の催しも出席が疎かになる。これも困ったもの、と思うけど何もかもはできそうにない。とりあえず楽しいことが優先してしまう。というか元気でいればそれで由!?


 昨日は合唱の練習日。今週のリハと日曜日の本番。気を落ち着けてフルートを吹こう。今日はこれからフルートのレッスンへ。さらっているアダージョ。吹きごたえがある。今日も元気を出して行動開始!動画は合唱で吹く♪広い河の岸辺♪。ソプラノのパートをフルートで吹く。

2016年11月7日月曜日

「人に頼まれることは幸せなこと」

 頑張る人が好き。そして頑張れと励ましてくれる人が好き。岩国の友人から電話がある。週末の「人生の楽園」でテレビに写るかも…とのお話だった。テレビを見よう。話の中で「人に頼まれることは幸せなこと」と話される。電話を切ってこの言葉にかなり励まされる。いつも思うことは人にやさしくできるヒトはその人が幸せな人、ということ。

 母が亡くなった時、電話をするとすぐに岩国へ遊びに来るようにと言ってくださった。長いことご無沙汰していたにもかかわらず優しい言葉をかけられた。会った瞬間、涙があふれ出したことを思い出す。それから5年半。いつも優しく声をかけてもらう。ほんとうに有難い!

 今朝は夢で目を覚ます。家に入ろうとすると玄関にまでモノが溢れている。どうやって家に入る?誰がこうしたのか入るのが怖い。何とか家に入るとモノに囲まれた中に父がいる。今年百歳になるはずだった父の元気な姿。夢だった。それにしてもなぜこんな夢を…。

 今日もいいお天気。元気を出して合唱へGO~。頼まれて吹く合唱でのフルート。そう、これも幸せなことかもしれない。

2016年11月6日日曜日

感動の一日

 昨日はカープ優勝パレードと優勝報告会で一日中テレビに釘付けとなる。その最後のシーンは涙なくして見られない。「広島黒田ひざつきうずくまり33秒 3万人が見た涙」http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161106-01734269-nksports-base (参照)今朝の朝刊も昨日のパレードの模様などカープ一色。本当に感動した一日となった。

 他にも昨日は葉書を受け取る。先日、日本画展を見た「〇空の会」の人からだった。その会からは他の人からも礼状をいただいている。ご丁寧な人たちでこれまた感動する。謝謝!またブログも見ていただいて感謝!

 今朝の新聞折り込みに旅のチラシが2枚ある。この中の屋久島の旅。行く気になる。他にも行きたい場所はいっぱいある。だが、朝の出発時刻が早すぎる。旅を選ぶ基準はなるべく集合時刻が遅い方が良い。どういってもこれからの寒い季節、起きる時刻が遅くなる。こういっていては何処へも行かれない!?

 今日は秋本番のいいお天気。家にいるのがもったいない。さてどうしよう?泳ぎに行くか行かざるべきかそれが問題!?ちょっとオーバーに言い過ぎ?ともあれ今日も元気で!

2016年11月5日土曜日

市内はお祭り騒ぎ

 今朝の広島市内はCarp優勝パレードと優勝報告会で早くも賑わいを見せている。見知らぬ若者のツイッターを見ると9時前というのに大阪からわざわざ優勝報告会に駆けつけている。報告会の場所は球場、パレードは平和大通りとあって両方の参加は物理的に無理なのだろうか。球場の席を確保したとつぶやく。

 お祭り騒ぎに思う。ツイッターの若者のような行動力が若い時代にあったならば我が人生は今とは全く違っていただろう、と。若者が本当に羨ましい。と、ここで羨んでばかりでいてはいけない。自分に発破をかける。今やれることをやればいい!

 もうすぐ優勝パレードの開始時刻。NHKをはじめ地元の民放各社はそろってその様子を生中継。なんと6時間の生放送の局もある。

 広島市民あげてのお祭り騒ぎ。現場にはいかない。だが、テレビで楽しむことにしよう。家の外ではヘリコプターの旋回する音がにぎやか。これもパレードを応援!?今日も元気で!

2016年11月4日金曜日

せとうち美術館巡り&秋の叙勲

 日帰りバスツアーに出かけた。一回目のトイレ休憩後バスに戻ると着信がある。先日出かけた中国の旅の団長からだった。バスの発車まではまだ数分ある。車内から電話すると秋の叙勲に会の幹事さんが受賞されたとのこと。来月の旅の反省会は急遽、祝賀会となる。そのときのお手伝いのお話だった。それにしてもおめでたい!

 おめでたい話とまではいかないが昨日のバスツアーでのびっくり話。集合場所で耳にする話し声。どこかで聞いたことがある、と思った瞬間その声の主の肩を押す。なんと以前に一緒に学んだ中国語の人だ。その人が昨日の添乗員。

 先方は名簿を見て同じ名前の人がいると思ったらしい。同じ名前の人でなく、ここはまさに私そのものだ。以前は海外の添乗をされていたので、まさかこういう形で出会うとはびっくり。観光中、以前にその人に渡した私の名刺を見せてもらう。パソコンで手作りの写真入りの名刺だ。自分が人にあげた名刺なのに改めて見せてもらうと懐かしさがこみ上げる。無理を言って返却してもらった。というのも、いまから13年前に自分自身こういうことをして人に配っていたということがわけもなく、愛しい。

 13年前は今よりもっともっと希望にあふれていた。多分母はその後に怪我をしている。何も怖いモノがなく、ただただやる気に溢れていた。名刺に記しているメールアドレスは社会人で学んだ学生番号。社会人大学生の頃の名刺だ。

 日帰り旅の行き先はイサムノグチ庭園美術館と東山魁夷せとうち美術館。先日まで県立美術館で開催された東山魁夷展。魁夷に魅せられ、魁夷と名がつく美術館へ行こうと思った。今回の展示は春に尾道で開催された「万葉のこころを描く」と同じ作品と勝手にイメージ。ところが係りに聞くと作品は異なるという。もしも同じならば特別展でなく常設展の作品を…と思った。ところがこの美術館は特別展が開催されていないときだけ常設展があるという。それもそのはず、立派な館内の割には展示箇所が狭い。せっかくの瀬戸内を見下す好立地の場所にある美術館。もっと規模を大きくしても良かったのでは、と思えてくる。

イサムノグチ庭園美術館にある山からの眺め

 イサムノグチの庭園美術館。これは屋内の美術館でなく庭園に作品が展示してある。小高い丘というか山から見下ろす瀬戸内海。どれが山?と思って登ると確かに山だ。なぜこの地でノグチは仕事をしたのだろうか。係りに聞くと信頼する石工、和泉正敏との出会いが大きいらしい。庭園美術館のある愛媛県牟礼町。周りを見渡しても石、石、石。石に溢れている。採石したあとなのかあたりの山は削られ、山肌が見える。

 ノグチが住んでいた家の庭の裏には竹藪があり、1本の柿の木が植えてある。ちょうどいま柿の実がたわわに実っている。そのさまが絵になると思った。だが、屋外であっても写真撮影禁止。じゃ、建物の隙間から見える柿の実を…と係りに告げるもそれもご法度。この光景、いい絵になる!だが目に焼き付けても描けそうにない。

 2つの美術館見学前に庵治観光ホテルでお昼をいただく。眼下に瀬戸内海を見下すレストランで旬の会席料理をいただく。いただくといってもかなりの料理が食卓に並ぶ。せっかくだけど全部はいただけない。
 
ノグチが愛したユーカリの木

 定刻通りバスは広島に帰着。夜は黒田投手の特集がある。これを見たくて素早く帰宅。やっぱり黒田投手は偉大だ。今日は午後2時から6時まで地元のローカルでの番組がある。しばらくは黒田投手に釘付けとなりそうだ。今日も元気を出して!
イサムノグチ庭園美術館から山を見ると山肌がむき出しになっている
写真OKの場所から写す

東山魁夷せとうち美術館カフェと瀬戸内海

ゴルフ場の案内図
 
美術館のあたり一帯はゴルフ場となっている

2016年11月2日水曜日

寒くなった!

 1か月くらい前まで蒸し暑い日々だった。今朝はそれも一転して寒さを感じる。エアコンの前に急きょ、電気ストーブが登場。

 昨日はフルート・レッスン日。今月中旬に合唱で吹く曲とアダージョをさらう。どちらももっと練習しなくてはいけない。レッスン後、駅前まで歩く。久しぶりにデパートに立ち寄ると店内は「Carp」に溢れている。ついつい余計な物まで買ってしまう。まずは靴。どこまでも歩けるウオーキングシューズ。店員さんがささやく、今だけ2割引き、に引き付けられる。この勢いで帽子売り場に移動。ここでも割引?と思った。だが違っていた。ピンク系統を購入。早速、明日は被って出かけよう。

 地下に行くと野菜が高い。ブロッコリー298円は高すぎる。場所をかえて駅ビルの地下へ行く。梅雨豆が128円。青梗菜138円。これは妥当な価格。近所のスーパーでは相変わらずキャベツが高い。450円もする。どういっても年中安いのはジャガイモ、ニンジン、玉ねぎの3種。これにお肉が付けばカレーライスの材料になる。ということでこれは欠かせない。

 物価が高いのは日本ばかりではない。中国も高かった。以前は日本円2万円を中国のお金と交換。何を見ても安いイメージがあり、あれこれと購入した思い出がある。ところが今回は1万円の両替。それもほとんど使用せず、現地通貨のまま持ち帰る。またいつかの機会に利用するつもり。

 これも物価云々の前に自分自身の購入意欲が失せた、というほうが正解かもしれない。というか、モノを増やしたくない気持ちがあるのも否定できない。いつの日か海外に出かけても何も買わずに帰る気がする。

 寒くなった。年賀状も発売された。こうなると今年もいよいよという感じがする。今回の旅でしきりに話題となった漢詩。昨日、デパートにあるジュンク堂に行って漢詩の本をあさる。だが買わず仕舞い。ネットで検索すると九州の大学の先生のHPに行きつく。しばらくはこのHPで有名な漢詩を覚よう。そして来年から漢詩を…。俄然やる気になる。と、その前に家の本棚をチェックしよう。多分漢詩の本はあるはず。ともあれ今日も元気を出して頑張ろう!

2016年11月1日火曜日

「遊びをせんとや生まれけん…」

 昨日の地元紙に掲載された黒田投手の引退手記。その見出しは「声援聞こえてた もう頑張れない」「最後まで真剣勝負 幸せな20年だった」「最盛期の残像との闘い マウンドが怖かった」とある。手記とともに「ありがとう!」の言葉を添えたサインもある。

 黒田投手がアメリカから帰国するまでその存在すら知らずにいた。しかし、すばらしい投手と知るにつれ、生き方そのものが人を惹きつけていく。昨日の手記、それぞれの生き方に通じるようで記念に保存。ここまで第一線で活躍した人には恵まれた資質以外にそれなりの努力があった。この手記を読んで感動するばかり。他にも黒田投手がつけていた背番号「15」は永久欠番になった。

 人の生き方に関心がある。どんなに偉そうなことを言っても行動が伴わなければ意味がない。それは有名無名であっても同じこと。素晴らしい生き方を見倣って生きていきたいものだ。

 秋らしいお天気になって来た。今回の旅はかなり強行軍であったために、その後の疲れが…と心配した。だが、そうでもなさそうだ。昨日は元気を出してプールで泳ぐ。それも午前中に出かける。いつものように1キロ泳ぐ。元気、元気。これも大自然を歩き、それも楽しい旅であったことが肉体的な疲れを少なくしたのかもしれない。

 旅の間、話題になった「遊びをせんとや生まれけん…」。話題になったというよりも講義を承った…というほうが正しい!?よく遊び、よく遊び…で他が抜けていると笑われたけどこれも人生。

 これを聞いて人生の半分しか生きていない、と話すと同意見の人がいた。残りの半分はもう叶わないかもしれない。「だが、いいんです。今のままで…」。そう話すと妙に慰められる。

 今日も元気を出してこれからフルートのレッスンへGO~。