「世界第二に高い山 カンチェンジュンガを無事展望してきました。マイナス5度のテント泊だったり、標高5000メートル往復だから、連日8-10時間のハードな山旅だったよ。ダージリンのトイトレイン観光も良かった。下界に降りたらインド政府が高額ルピー紙幣を急に使えなくして、混乱のインドでした」。これは姪から届いた写メールの一部。
姪は今月の初旬から中旬にかけてインドへ15日間の旅をしている。どういっても5000m級の高い山を連日歩く旅は到底真似はできない。我が身内ながら天晴れとほめてあげたい。困難を伴う旅は元気が一番、そしてやる気が一番。(注 高額ルピーが使用云々はこの日、アメリカ大統領がトランプになって、インド政府のその扱いが変化したことにあるらしい。インドの銀行のATMも長蛇の列で、姪たちはインド人を介してルピー→日本円に再両替したという)。
姪は祖母である母の影響が強いのだろうか。大学時代、わが家に居候して大学に通っていた。その時に受けた母の言葉を姪から聞いたことがある。テレビを見ていると母は姪に「それくらい一生懸命見るのならば自分でやればいい!」と話したらしい。これは母が亡くなってから姪が教えてくれた母の言葉。それが姪の信条になったかどうかは知らない。多分、母は自分がやりたいことをせよ、と言いたかったのではないか。
姪ほどの体力も気力もない。だが、その気持ちは多少なりとも持っている。
昨日、日本画教室を終えてJRで帰宅中、途中から乗車した高校時代の同級生と出くわす。今でも勤めているという。何歳になっても働くことは立派なコト。遊び人になって14年選手でもそう思う。ところが、この時代になってもIT機器とは無関係な生活という。かなり発破をかけるが、やる気はなさそうだ。これにはびっくり!人それぞれ。とやかく言えない。
夜はいつもは見ない、さんまのお笑い番組を見る。第一線で長く活躍するだけあってインタビューを聞いていてもさすが、と思う。ファンには常に感謝と優しさを忘れず、サインや写真撮影もなるべくするという。そして悩むことはなく、「今が一番!」と言い切る。お笑い界を長年リードする人の言葉には重みがある。こういう人こそが頭がいい人というのだろう。頭の良さは学校の成績ではない。生きていく上での人間性&生き方が問われそうだ。
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