2016年5月9日月曜日

日曜日の朝のプール

 正午15分前に音楽が流れ、午前中のプールは終わる。午後は1時からの開館。お天気の良さに誘われて急遽、午前中にプールへ行く。これから夏に向かってプールに入る瞬間、水の冷たさを感じ始める。外気とプールの水温が次第に逆転するためだろう。冷っとした瞬間から泳ぎ始めると生ぬるさを感じる。日曜日の午前中、人も少ない。それも極度に少ない。

 10往復を過ぎたあたりで泳ぎについてとやかく言われ出す。久しぶりに会う年老いた女性だ。ほっといてくれ、と言いたくなる。適当に聞いて泳ぎ始める。面倒なことこの上ない。

 泳ぎを続けているとほかの人からも声を掛けられる。浅いプールでしゃがみ込んだ格好でゴーグルを外して「誰だかわかる?」。男の人の声がする。いつもの如く「目が悪くて…」。その人は「〇です」と名を名乗る。「ええ、なんでここに!」と話す。スポーツセンターのプールでなく、ここに来るとのお話。「日本一周泳ぐ会」に入っていたとき、何百キロか泳いだ記念にもらったロゴ入りのスイミングキャップ。これを被って泳いでいる。それに気づかれたらしく、わざわざ向きを変えるころを見計らって声をかけられる。

 しばし、スイミングクラブの情報を聞く。その人は今もクラブに所属。そして2年前には会合にも出席されている。今のプールで泳ぎだして丸2年。ここではクラブの人と会うことはなかった。だが、ただ一人、週に一度1キロ泳いでいる。クラブの人は皆さん、スポーツマンでいい人たちだ。運動音痴がその人たちと水泳の話をする。これは自分にとってはとても不思議。

 プールの中で一人になる。話をしていたために午前中の閉館が近づく。15往復で泳ぎを止める。更衣室で着替えていると女性と出会う。まだ50代というのに膝が痛いらしい。「なぜ?」と聞くと膝に筋肉がついてないそうだ。泳いで筋肉をつけるという。

 プールへはただ泳ぎたいためだけに行っている。そのうち、どこか痛くなればその治療目的で泳ぐようになるのだろうか。身体が痛い、は今のところ皆無。これもプールのお蔭!?頑張って楽しく泳ごう!そういえばスイミング教室に入ってこの夏で丸20年が経過する。この調子だと水泳、まだまだ長く続きそうだ。

 今日も元気で!

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