2016年5月29日日曜日

「聖域のモナリザ」

 パソコンを起動するとウインドウズ10の表示が出る。アップするとややこしくなりそうで✖印を押す。ところが、しばらくパソコンで遊んでいるとまさかの自動更新に表示が変わる。ネットで✖を押すとそうなると知っていても拒否するところがない。かれこれ1時間、バージョンアップに時間を費やす。今のところ以前と同じようにパソコンの使用可能。とはいっても、こういうことに関してはかなり神経過敏になる。泳ぎに行こうと思った。しかし、パソコン疲れと雨降りで泳ぎは中止。

 それにしてもよく雨が降る。泳ぎを止めると暇になる。図書館は1週間の整理期間で休み。雨で自転車にも乗れそうにない。昨日は昨日でテレビ三昧。動きが鈍くなると体に悪い。今日はテレビもいいのがない。

 テレビといえば昨日は何時間もテレビに釘付け。「新シルクロード」は西域南道のホータンやクチャなどがあるタクラマカン砂漠。西域北道は出かけた。だが、南のシルクロードは行きそびれている。今年は南道のブームになる!?

 「西域のモナリザ」を映し出す。夜は夜で「シルクロード謎の民 楼蘭の末裔?」を見る。タクラマカン砂漠のダリヤブイに住む謎の民。民族としてはウイグル族に属する。タクラマカン砂漠のタクラはタクティから地下、マカンは楽園の意らしい。ここには150体のミイラが発見されている。今でも亡くなると胡楊の木で作った棺に覆って埋葬する。ウイキペディアによると 「胡楊は生きて千年枯れず、枯れて千年倒れず、倒れて千年腐らず」(胡楊生而千年不死、死而千年不倒、倒而千年不爛)という中国のことわざがあるという。そのため、ミイラ化しやすいのだろうか。

 タクラマカンのオアシスの街ダリヤブイ。だがこの街も砂漠の砂に埋もれて水の確保が難しくなる。行政によって水のある他の地への移住を迫られる。それも民族の知恵で水路を手作業で変更して水を確保。見ていて引き込まれていく。

 その前に見た「映像の世紀」、サブタイトルは「世界を震わせた芸術家たち」。1900年のパリ万博を映し出す。トルストイ、ピカソ、ルノワール、モネ、ビートルズなど。画家、音楽家、政治家など時代を揺るがせた人々の姿を映し出す。究極はデビッド・ボーイ。西ベルリン前壁での大音響の演奏会。まだ壁が崩壊する前の両ベルリン。壁を隔てて聞く東ベルリンの人たち。当局の取り締まりを怖れつつも集まる市民。それもいつしかベルリンの壁崩壊へとなっていく。

 日本の神風特攻隊の姿も写る。若干23歳。男子の本懐といって散った若い命。自分の年齢からするとほんの生まれる前のお話。ひどいことがあった!

 今は良い世の中になった。パソコンの起動変更がどうじゃこうじゃと騒いでいる場合じゃない。今日も元気で!

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