昨日のBS「ぐるっと地中海船旅」(野村佑香モロッコ・チュニジアの旅)を見る。モロッコは先日出かけたばかり。チュニジアも行きたい国で食い入るように見る。この両国に挟まるアルジェリア。政治情勢が厳しいのか同じ地中海に位置していても放送されない。
放送された「ターリク・イブン・ズィヤード」と「コルセーロ」。この2つのキーワードが番組の主となる。前者の「ターリク・イブン・ズィヤード」は北アフリカのベルベル人。今でいえばモロッコの人に当たりそう。彼は8世紀、イベリア半島を征服した軍人で、アラビア語読みのジャバル・タリークからスペイン語のジブラルタルの語源となる。
イベリア半島一帯はキリスト教国、北アフリカはイスラム教国。この番組で二つの宗教の争いの変遷を垣間見る。イベリア半島はターリク・イブン・ズィヤードによりキリスト教国からイスラム教国に代わる。ところがそれも時代の変化とともにイベリア半島はキリスト教国になり、北アフリカはイスラムの国になっていく。
後者の「コルセーロ」は海賊と共にトルコから来た船上の料理。このコルセーロを中心にしたチュニジアの旅を写す。この番組のHPを見ると楽しい旅が満載。スーパープレミアム 「シルクロード 謎の民~タクラマカン砂漠楼蘭の末裔(えい)?~」は5月28日(土)午後9時から放送がある。どのキ―ワードを見ても旅心を誘われる。昨日のテレビは1年前の再放送。どうして見なかったのか、我ながら不思議。どういってもドキュメンタリーが一番!
他にも同じくBSの国際報道で見たダライ・ラマ法王のインタヴュー。大阪での講演で5月に来日されたらしい。二千数百名の聴衆者のうち四百名は中国からわざわざ訪日して聞きに来ている。政治的に厳しい状況にある中国の宗教。国民はチベット仏教に活路を見出すものもいる。特別な信者でなくてもダライ・ラマ法王のお話は聞いて見たい。御年81歳、まだまだお元気。
今朝もいいお天気。今日も元気で!
ここで余談。ダライ・ラマ法王来日のHPを見つけた。これまでの来日のお話もアップされている。後で見ることにしよう!
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