2014年6月28日土曜日

「体験したものは描けない」

今朝は外出先で高熱を出した母に右往左往する夢で目を覚ます。夢は不思議なもの。迷っていてももういない。そう思いながら夢を見る。これはきっと昨夜見た原爆のテレビの影響?

昨日は西条で美術講座を受講する。この頃はまったく縁遠かった「美術」にかかわることが多くなった。世界の近代美術から市民の美術とはなにかを学ぶ。わからないことだらけだけど、新たに聞くキーワードは調べるようにしている。昨日は、ハンガリーの哲学者ルカッチがでる。これも調べないとわからない。

市民の美術といえば昨夜のNHKローカルのテレビ。先生からその番組を聞く。原爆の絵も描かれた福井芳郎の話題だった。よく知っている二人がインタヴューにこたえられている。インタヴュアーはカン・サンジュン(漢字名が表記できない)。

先生は講義で「体験したものは描けない」と話される。あまりにもその体験が深刻であればどんな人も絵として描くのは困難を伴うのかもしれない。ショックの方が大きすぎるのだろう。

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