2013年12月3日火曜日

「レモンのおっちゃん」の記事から

寒い朝も日中は陽射しも出て気持ちよい日々が続く。

先週末から再来週一杯が今年の忙しさのハイライトとなりそう。この間、数回忘年会がある。いずれも日にちが重ならずホッとする。

長く生きていると楽しみも増える。今年はそれを実感する。

と同時に、若い頃、何を悩んでいたのだろうとも思う。悩んだ分だけ今を楽しく過ごせるのかもしれない。

昨日午前中は合唱に出かける。ここではいつも「若い人」と表現されて会長は話される。言われて見れば会長よりも若い。そのたび他の人と顔を見合わせて「若い!?」と笑う。

次回の合唱はクリスマス会。貰ったプログラムを見るとフルートに自分の名前がある。

フルートの発表会よりも参加人員が多い。会長が習っておられる他のメンバーも参加するらしい。人前で失敗せずにフルートを吹ければ自信になる。ナニゴトも自信のなさが、失敗を招く?いやいや、実力のなさだろう。

合唱を終えてその人たちと近くのレストランでお昼を食べる。会長は青森県の人。スキーの話で話が弾む。これまで一度もスキーやスケートをしたことがない。運動はやっと水泳ができるだけ。これは非常に残念。昨日はスキーもしたくなる。だが、怪我をすると注意する人も出てくる。

多分、強引にすすめてくれる人がいたら年齢は考えずするだろう。今のところそこまで誘ってくれる人がいない。誘ってくれなくてもやりたければやればいい。だが、それがネック。

強引といえば、以前水泳を誘ってくれた友だちがそうだった。その人にお歳暮を贈る。昨日、届いたとの電話がある。この友だちにはいくらお礼をしても仕切れないほどお世話に成っている。来春に会う約束をして電話を切る。

話は変わって今朝の地元紙。「レモンのおっちゃん」というタイトルで編集部長が書いている。尾道は全国でも有数のレモンの産地。そこにレモンのおっちゃんがいた。おっちゃんは海に面した急坂の畑にみかんの木を植えている。その中でたった1本違う果実のレモンを植える。

ところがどの果実も手をかけて、たわわに実る。だが、レモンの木の果実はまだら。同業者から「切って芋でも植えておけ」といわれる。ところが春になると他の木と同様に芽ぐんでくる。「どうして切れようか」と語気を強めておっちゃんは語る。そして、期待にこたえないレモンの木をいとおしむ。おごらず、レモン栽培に向き合えと諭してくれる木だという。

「まだまだ未熟だ。名人になどなれると思うな」とのレモンの声がするらしい。

我が家にも1本レモンの木がある。5つ実ったと人に話すと「レモンは実をつけにくい」「育てにくい」と誰彼となくいう。

一昨年1ヶ、昨年1ヶ、今年は5ヶ。何も手を加えず毎日ただ眺めているだけのレモン。それが5ヶも実った。このごろやっと黄色くなり始める。

何歳になってもナニゴトも自信がない。この「レモンのおっちゃん」の記事の「まだまだ未熟だ。名人になどなれると思うな」はその意味でも励みになる。

我が家のレモン、さていつ収穫する?

今日は午後からフルートのレッスン。その後、NHKの公開放送を聞きに行く。フルートの山形由美も出演する。今日は一日フルート三昧?

楽しく過ごそう!

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