珍しい赤い大根 |
昨日は午後から日本画に出かける。教室に着くと、枝つきの椿を2輪、先生からいただく。いただいた椿は、同じ教室の生徒さんからのもの。毎回のようにその日のモチーフをその人や友人から貰っている。
椿を2輪、先生から配置してもらって絵を描き始める。昨日は元々は、友人が持参してくれた根がついたたまねぎを予定していた。それが急遽、友人の電話で珍しい赤い大根(蕪でなく大根)の葉っぱつきも用意してもらう。
先生は友人の到着するのを前にして椿を描くよう話される。それを終えると、花だけに色をつけて、次に大根を描くようにいわれる。
元来、性格はいたって真面目(?)。かなり根性を入れて大根を描く。毎回、描くとき、一箇所描き始めのしるしの丸とかつけてくださる。ところが昨日は2枚の絵ともスケッチブック にいきなり描いていく。
とりあえず、どこから描けばいいのかを聞く。その後はモチーフをじっと見つめながら絵を描く。
大体、ナニゴトを習ってもせいぜい1時間半。それなのに3時間、絵に集中する。
椿は花の芯のデッサンを少し手直ししてもらい、大根は、色付けを少し手直ししていただく。
ここに描いた絵を発表(?)出来ないのが残念!?我ながらその出来に大満足。友人は額に入れるともっと生きてくるといってくれる。
それにしてもこの教室の生徒さんは毎回いろんなものを持って来られる。椿をくれた人はこれまで7回絵を描いて、石榴、枝つきの柿もモチーフにした。モチーフにしなくても、丸柿、みかん、いちじくなど毎回家で実ったものを教室で皆でいただく。
どんな家の持ち主かとその人の話を聞いていると先生からもっと凄い話を聞く。それは梅の果実の話。以前、その人に誘われて教室の人たちは梅をとりに出かける。何と家の前は梅林。
毎年、教室の人たちにその人は何十キロと梅をつけて各自1年分くらいずつ、梅干にしてくれるという。これを聞いてもう吃驚。「この教室に入ってよかった!」「じゃ、お米は?」と言うと皆の笑いを誘ってしまった。
教室を終えて先生と4人でタクシーで先生の門下生の5人展を見に行く。街のど真ん中の画廊で開催中。
そこでテーブルを囲んでお茶を飲みながら絵を見て歩く。中に一人、展示作品とは別に詩画集を3冊展示しておられる。この人の絵に共鳴する。先生にその色使いやメルヘンタッチの絵が好きだと話す。
まだ、7回しか絵を習っていない。だが、自分で描き始めると少しは人の絵もわかってくる。この点が絵を習ってよかったことかもしれない。
画廊内でテーブルを囲んで話していると、先生から教室でのことを笑い種にされる。ここでピエロになって皆の笑いものになる。
画廊を出て友人とスペイン語教室に向かう。電車で移動中、疲れを感じる。スペイン語教室では久しぶりのスペイン語を聴く。最近はいろいろと夢中になることが多く、スペイン語はなおざりになる。何かを得れば何かを失う。そう実感。
一番疲れていたのは目。目が疲れるということは余りない。ところが、絵を描く時、かなりモチーフに集中するのだろう。右目のコンタクトを外して授業を受ける。
それを終えると友人と夕飯を食べに前回の場所へ直行する。食事をすると元気になる。
これから本格的な飲み会のシーズン。疲れを貯めないよう元気で年を越そう!
今日も元気で!
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