2013年7月30日火曜日

「クラシックの夕べ」を聴く

昨夜は「クラシックの夕べ」を聞きに行く。このコンサートは音楽を通じて平和のハーモニーが世界平和の架け橋となるよう広島から世界へのコミュニティの輪を広げていくことを目的としている。演奏場所は旧広島郵便貯金会館ホール。7月27日から8月5日まで開催される。5日の「平和の夕べ」コンサートも聴きに行く予定。

昨夜はクラシックと銘打ってあるものの、貰ったプログラムにはロックの“シカゴ”の元メンバーでリード・ボーカルのピーター・セテラの掲載がある。これまでロックはテレビなどでしか見たことがない。ところが、テレビで見るロックの人たちとはまるで異なる。「クラッシクの夕べ」に負けず劣らず何と気品あるグループだろう。ピーター・セテラがソロとなって彼の率いるバンドで登場し、広島交響楽団とロックのリズムを奏でる。背広とドレスのメンバーたち。シカゴ、と言う名前は知っていた。それにしても素晴らしい。

演奏は3部に分かれ、第1部は佐藤しのぶの「我が母の教え給し歌」ほか1曲を歌う。指揮者の現田茂夫は佐藤の夫だとか。初めて知る。次は天満敦子のヴァイオリン。相変わらず「望郷のバラード」は欠かせない。これまでこれを4度聴く。だが 、楽団とのジョイントは初めて。いつもピアノ伴奏で聴く。ほか1曲も演奏。そして秋川雅史はなんといっても「千の風になって」。さすがに迫力がある。1曲歌うだけで汗びっしょりとか。ほか1曲と佐藤しのぶとのデュエットもある。その曲はエルガーの「威風堂々」。

第2部は先ほどのセテラの希望で27日についで昨夜、広響のクラシックとともにロックバンドを演奏。いずれのジャンルの音楽もいいモノはなんといってもいい!素晴らしかった。

第3部はブーニン登場。やっぱりブーニンはブーニン。他の人とは違ったオーラがある。いつか聞きたいと思っていた人。シューマンを弾く。これでシューマンの集大成になるとか。素晴らしい。オペラグラスで見ていたけど、指先の動きが繊細!?よくわからないけどやっぱり素晴らしい! 途中、ハンカチを出して顔や指まで汗を拭いている。

昨夜の演奏者達はさすがに第一線で活躍している人たち。佐藤しのぶは着ているドレスを見るだけでも一見の価値がある。さすがにオペラ歌手。

長い長い演奏会は終わった。3時間近くあっただろう。終演は午後10時前近く!?最後の演奏が終わると席を立つ。バス停にむかうと、当分バスは来ない。夜もふけてきたので仕方なく広島駅までタクシーに乗る。 それにしてもいい演奏会だった。行きと帰りにバッタリ同じ人と出会う。その人は福山から見に来たとか。家に着く頃は真夜中だろう。そう思えばすこしくらい遅くなってもどういうことはない!?それにしても遅くまで盛り上がったいい演奏会だった。 昨夜の元気の充電で今日も一日楽しく!

そうそう、女子会のNO.4さん。今朝の地元紙に掲載がありました。子供達に原爆で家を失った人々に家を提供したシュモー博士の紙芝居。

こうして未来の子供達に原爆は受け継がれて平和学習となっていく。素晴らしい! 今月末までに女子会ビアガーデン版を予定していた。だが、何といっても暑すぎる。時季を伸ばして女子会をしましょう!

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