昨夜知人と電話で話す。新年会をする話と合唱団の先生から託りものの話を聞く。今年も新年早々、いろいろと仲介の労をとってもらう。ありがとう!
新年会といえば、他にもエレクトーンの友人とすることも決まった。先ほどその1人にTELすると30分早めの集合に決定。会えば話題は尽きず時間もあっという間にすぎてゆくだろう。楽しみだ!
今年になっていろいろ電話で連絡を取り合う。一つ気づいたことがあった。それは、掛けた先が留守でもないのに留守電の設定にしているということ。
姉も変な電話撃退のため留守電にしていると話していた。
「変な世の中」になったものである。
「世の中変」といえば思い出すことがある。2ヶ月くらい前、大学の図書館勤務の人と会ったとき、『年収100万円の豊かな節約生活術』(山崎寿人 文藝春秋、2011年)を手に持って、それを読んでいるという。今日、図書館でその本の予約をやっと確保。一気に読む。著者は東京大学を卒業し、5年ほど大手酒類メーカーに勤務後、51歳の現在までプータロー生活。収入は親から受け継いだマンションの賃貸料年間100万円。今はそれも売却とか。
この著者のモットーは「いかに金をかけずに、生活の質を上げてゆくか」の追求。「いかに安い材料で、豊かな食生活を送るか」の探求。(36p)この2つだという。本の終わりにはそういった料理のレシピが掲載されている。
不況の時代、いろんな生き方がある。この著者の場合、「東京大学を卒業しながら…」がこの本を物語る。
それがなければこういった本が話題になることはない。逆に言えば「東京大学を卒業していてもこの世の中、何もあてなどできないよ」といっているよう。
著者自身も最後に「社会の常識や価値観は尊重する。批判もしない。だが、自分がそれに従うかどうかは自分で決める」と述べている。(212-213p)
それにしてもと思う。読後感はすがすがしいものではない。これほどの生活をすることにがんばれるのならば、何か他にその知恵を生かせないのだろうか。また自分の考え次第で人はどのようにでも生きていけるというのだろうか。
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