2024年3月9日土曜日

世界遺産奄美大島3日間の旅 その1

 2024年3月4日(月)から2024年3月6日(水)までの3日間、「世界遺産の絶景と伝統が残る東洋のガラパゴス世界遺産奄美大島3日間」と銘打った旅に参加した。

1日目 2024年3月4日(月)

 自宅最寄りJR駅、10時44分発の白市駅行きに乗車する。白市駅から広島空港行きのバスに乗り換えて11時52分に空港に到着。ツアーの集合時刻は13時25分。かなり早めの到着となった。3年ぶりの広島空港利用だが早く着きすぎたので空港内のカフェで軽めのお昼をいただく。しばらく空港内をぶらぶらして椅子に腰かけていると添乗員らしき人に声をかけられる。「さっきバスで……」と問うと同じバスに乗車していた。

 地方空港なので空港の利用者も少ない。航空券を受け取るとすぐに保安検査場を抜けてゲートで待つ。奄美大島の旅はチャーター便なのでゲートで待っている人は同じ飛行機に乗る。広島空港14時25分発でチャーター機は予定通り離陸し、奄美空港に16時5分着のところ15分くらい早めに着陸したようだ。機内では珈琲とケーキと飴が出た。

 日程表ではあやまる岬観光だが、3日目の田中一村記念美術館がその日は休館日とのことで予定を変更して美術館へ向かう。田中一村記念美術館は奄美パーク内にある。また奄美パーク内には奄美群島の美しい自然、歴史や文化などをわかりやすく解説した奄美の郷もある。ここでの観光は1時間余りと短く、また急遽、初日の観光となったために17時閉店のミュージアムショップをのぞくのはあきらめて、まずは絵を見て歩く。その前に係から館内の簡単な説明を聞いた。

 館内は写真撮影禁止だが入り口に掲げてある一村の絵のポスターと展示半ばころに立つ一村像は撮影OKだった。水墨画をはじめとしていろんなジャンルの絵が展示されていた。
奄美の郷・田中一村記念美術館がある奄美パーク

田中一村美術館入り口に掲示のポスター

田中一村記念美術館


田中一村像 これだけは写真OKだった
田中一村像
 向きを変えて撮影

瀬戸内町の民家を移築した「遊びの庭」
 一通り一村の絵を見た後、瀬戸内町の民家を移築した「遊びの庭」にお爺さんが座っている。これは本物と思ってみると人形だった。
奄美パーク
 奄美パークの奄美の郷には奄美群島全体の自然や文化を「ジオラマ、ハイビジョン映像、各種展示パネルで紹介している。ただ何を見るにしても時間が足りない。これは残念。一村の絵を見た後、バスの集合時刻までロビーにいると一人旅の女性に出会った。大阪から奄美大島への一人旅とか。しかし、バスの便が少なくて困っているようだった。それにしても勇気がある人だ。

 初日の観光は奄美パークだけだったが宿には18時過ぎに到着。宿は山羊島という小さな島の先端に建つスパリゾート山羊島ホテル。新しくできたホテルのようだ。ホテルに入ると係は皆、半そでシャツを着ている。それくらい奄美は暖かいのだろう。

 夕食はホテル内のレストラン「yui ゆい」でいただく。初日の夕食は奄美風和風会席で次々と料理が運ばれてくる。1人参加の女性は2人だけらしく、添乗員はこの2人に気をつかってくれてバスや飛行機の座席の並び、そして食事の際のテーブルを同じにしてくれた。
 
 食事後は奄美初という5階の展望露天風呂とサウナ付きの大浴場に出かける。ところが展望露天風呂に入ろうとすると雨が降っている。いくら温かい奄美といっても雨が降れば寒い。すぐに屋内のお風呂に入る。そういえばお風呂に入る前に小さなお風呂がある。これはお風呂に入る前に体を流すお風呂だとか。その横に水温18度のお風呂がある。この中に入っている人がいる。その人は奄美に住む地元の人で料金を払ってお風呂に入りに来るそうだ。

 お風呂は18度以外にも40度や42度があった。40度と42度のお湯に入ったが18度は冷たそうで入らずじまい。18度のお湯に入る人はサウナを利用する人だろう。この地元の人から更衣室で翌日のカヌーに関する話を聞いた。何とカヌーは90歳までOKだそうだ。

 お風呂から戻ると部屋はツインルームでテーブルの上に焼酎のミニボトルや奄美のお菓子、飴などが置いてある。焼酎は飲んだことがないがお土産としてもらって帰り、仏前の父親に供えた。

 ホテルのバルコニーを出ると目の前に東シナ海が広がる。しかし、連日の雨模様で好天の景色を写真に撮れなかった。

 世界遺産奄美大島3日間の旅 その1の続きは後日に。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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