2024年3月7日木曜日

奄美大島の旅でカヌー体験

  2024年3月4日(月)から2024年3月6日(水)までの3日間、奄美大島への旅に参加した。奄美大島の旅の募集を見た時、すぐに参加を決めた。旅の参加を旅行社に申し込む際、いきなり告げられた言葉が「カヌーはどうしますか」だった。カヌーの言葉は知っていても何をどうするのかさっぱりわからないまま参加する旨を告げた。

 バスの席が一番前だっので旅の申し込みは一番早かったようだ。それくらい何の躊躇もなく旅への参加を決めた。ところが旅が近づくにつれてネックはカヌー。カヌー参加はオプションで@¥2000を旅費とともに払っている。カヌーが怖くてだめならば誰かに権利を譲ればいい、との思いにいたる。

 どういっても人並み以上の運動音痴だ。それに加えて高齢者でもある。自分自身は高齢者、とよく言うが本心からそう思っていない。というのも若かったころ出来なかったことが歳を経るにつれてできるようになったことと大いに関係がある。ましてや歳を取って若かったころ出来ていたことが今になってできない、ということもない。

 旅の2日目にカヌー体験があった。ツアーの人は泳ぎができないから、と心配気味だ。自分自身は運動に関して人並みのことがすぐには会得できない。(大丈夫?)と不安が頭をかすめる。前夜、泊まった宿の大浴場に入り、更衣室で着替えていると地元の人が料金を払って大浴場に来ていた。その人がいうにはカヌーはインストラクターがいて、無理であればロープで助けてくれるとのこと。そう聞いてカヌーに乗ろうと覚悟を決める。

 奄美大島の旅の3日間、天気予報では連日雨マークだった。ところが奄美の雨の多さは当たり前らしい。運がいいのかどうか観光中は持参した傘をさすことがなかった。ただカヌー体験の直前、カヌー乗り場までの数分間だけ、現地の傘を借りた。カヌーに乗る際ははだしになり、ズボンの上から雨合羽のズボンをはき、上着を脱いだ上に雨合羽を着る。はだしの足にはゴム草履をはいてカヌーに乗る。その前に数分だけ、漕ぎ方やパドルの持ち方の注意がある。その間もしとしとと雨は降る。(カヌーから落ちたらどうしよう)と一瞬頭を過る。その時、一人乗りよりも2人乗りがいい、とインストラクターからすすめられる。急遽、一人参加同士がペアになる。

 一人が前部に、もう一人が後部に座った。何の練習もなしに左右の手でパドルをもって漕ぎ始める。まっすぐにゆくには何とかなったが曲がったりして進むうち、あらぬ方向にカヌーが進む。時にマングローの森に入り込む。その際、インストラクターが見かねて自分のカヌーとこちらのカヌーをロープで結んでくれた。

 1時間余りのマングローブの森でのカヌー体験だったが、折り返し点あたりでカヌーを止めてインストラクターの話を数分間聞いた。その時、カヌー体験の写真を撮ってほしかった。インストラクターも写真を、と言ってくれる。しかし、すべての持物を乗船の前にロッカーに入れている。誰か知り合いでスマホを、と係は親切に言ってくれるがカヌー体験者はあらかじめ何も持参せずに、と教えられている。カメラ持参者は当然いない。いつもはどんな旅でも自分自身を写さない。しかし、今回のカヌー体験は写真に収めたかった。これは本当に心残りである。

 1時間のカヌー体験はキャーキャー騒ぎながらも若いインストラクターの兄ちゃんたちに助けられて久々のいい体験をした。と同時にいい思い出にもなった。もう1度、体験すれば一人でもカヌーを漕げそうに思えた。今回の奄美の旅ではこのカヌー体験が一番のハイライト!?楽しかった!

 広島空港から7,80分間のひとっ飛びで奄美につく。一人旅での飛行機利用は経験ないが、新幹線だけではなく、飛行機でも一人旅を経験したくなった。また奄美大島滞在中、何度か(ここは海外!?)と錯覚を起こしそうになった。そして飛行機の利用で海外旅行への気持ちが再燃してくる。

 どういっても旅は楽しい。そしてまだまだ元気だ。この気持ちを再認識する。この旅の模様はまた後日!

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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