(人生長く生きているといろいろあるなあ)、と感じるこの頃である。昨日は母の月命日。お墓に参ろうとすると、墓地に上がる石段に車が止まっている。墓を建てるのだろう、と思ってわが家の墓地に行くとなんとそこが工事現場だ。この何か月か気になることがあった。それは隣の墓地でも同じである。我が家の墓地に工事関係の物が置かれている。先月お墓に参った時、隣の墓地の穴は整えられていた。昨日はその後の工事らしく、お墓の一部を外して墓地の穴を整備されていた。
工事の人の話を聞いて我が家も穴が空いていた旨、話すと材料が残るので無料で直してあげるという。それは困ると話すと金額を言われた。それを渡すと我が家の穴が空いていた場所を見てくださった。足で踏まれるとまた穴が見えだした。スコップで触るとさらに穴は深くなる。墓地の水の通り道が関係あるとか。さっきの金額では少ないと思ってさらに渡す。何も整備しないとお墓が傾くらしい。隣のお墓はその修理らしい。
工事には3人来られていた。名刺をもらうと地元のよく知られた業者で感じがいい。何か困りごとがあれば、と親切に言ってくれる。我が家のお墓はお寺の紹介で他の町から来てもらった業者だ。昨日は墓地に行っただけでお墓参りをせず、業者に墓地の整備をお願いしてその場を去った。水の通り道もなんとかしてくれるようだ。
その足でお宮の方へ行く。義兄にこの旨、電話すると業者と同じことを言う。水の通り道云々だ。姉にも電話する。何かコトが起きると納得するまで人に話を聞いてもらいたい。昨日は姉と義兄に面倒を掛けた。また近いうち、墓地の様子もかねてお墓参りをしよう。
昨年から今年のはじめにかけて屋根の瓦が1枚外れて屋根の工事で大金を払った。この秋は墓地、と思ったがお墓に関しては我が家は跡継ぎがいない。墓地のことを考えるのは自分自身が元気でいるから思えること。もしも体が悪ければ自分自身のことだけで墓地のことまで気にすることはできないかもしれない。そう思ったりした。何か問題が発生して困難にぶつかる。これを打破するには元気がいる。そう感じた。そう思えばこれくらいのことで(まっ、いいか)、となった。そして偶然にもお墓参りで親切な業者に出会えてよかった。
改めて電子辞書で「人生」を調べると「人生行路難し」がある。長く生きていてそう感じる。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
0 件のコメント:
コメントを投稿