★人間の営みの遺跡というのは、価値観を越えて保存されねばならない。しかし、ひとびとが道を遠しとせずにそこへ出かけるのは、遺跡に接することによって生きることの荘厳さを感じたり、浄化されたり、あるいは元気が出てきたりすることを期待してのことである。(128p)
姪は遺跡ではなく、パンダを見るために東京から遠い和歌山まで出かけている。これは先の「道を遠しとせずにそこへ出かける」の件に似ている。司馬は出かけることで「浄化されたり、あるいは元気が出てきたりする」とある箇所は姪もそう感じている。
姪のメールは朝届き、その日の午後、この件を偶然にも読んだとき、驚いてしまった。というのも自分自身、「浄化」というキーワードを日常使うことがなく、姪のメールでそれを知って「浄化」はいい文、と返信していた。
旅も道を遠しとせずに出かける。その意味では旅によって浄化されたり、あるいは元気が出てきたりするのもうなづける。というかそのために人は旅に出かけるのだろう。
今日は24度と気温も高くなる。まさに行楽日和。こんな日は家にいても(次はどこへ遊びに行こう?)と遊ぶことばかり考える。そう考えるだけでも元気が出てくる。それを実行すればそれこそ浄化され、元気が出てくるのは間違いない!
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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