2022年9月29日木曜日

「色づく秋……」

 JR西日本から届いたメールのタイトルは「色づく秋……」。なんと美しい言葉だろう。色づくで思い浮かぶのは柿。これを連想すれば風情がなくなりそうだが……。とは言いながらこれにススキや黄金に実った稲穂を連想すれば旅心に誘われる。近場には田んぼもなくススキの穂も見られない。里山はどこへ行った!?

 司馬作品にのめりこみ、その後にひらめいたのが「街道をゆく」のほんの一部でいいから歩いてみたい気持ちになった。NHKの「街道をゆく」の大半は海外だった。放送される「街道のゆく」に並行してこの本を読んでいた。が、それも放送されなくなる。それならばと思いついたのがこの際、「街道をゆく」すべてを読もう、となった。そして最近、岡田准一の「新・街道をゆく」が放送される。「三浦半島記」である。

 これを見てさらにひらめく。そうだ、「街道をゆく」の中から自分自身が行かれそうな場所へ出かけようと。いまは「街道をゆく」の「大徳寺散歩」を読み終えて気持ちは京都に向かっている。と、その前に長州行きがある。今日はこれから図書館へ行って京都に関連する『街道をゆく』の「嵯峨散歩」を借りて読もう。

 行きたいことややりたいことが次から次へと湧いてくる。そのためにも元気でいなくてはいけない。昨日、長く出会っていなかった近所の人と出会う。その家の塀を見ていたら帽子が見えた。声をかけると入院していたと話される。入院時のいじめについても話される。自分自身、母がけがで入院した時、泣いていたと聞かされたことがある。病院には行くものではないと強く思った。元気でなくてはいけないと思い知らされた。そんなこともあって病院が大嫌いだ。

 近所の人は一回り上の方だけどもう入院したくない、と話されて庭を歩いておられた。どういっても家がいいとも言われた。自分自身もそう思う。母は這ってでもいいから家にいたいといつも話していた。幸い亡くなる3週間だけの緊急入院で家での介護だった。自分自身も先のことはわからないがなるべく入院せずにずっと家で生活したい。そういえば父は母が介護して家で亡くなった。

 先のことはだれにもわからない。せいぜい元気なうちはやりたいことをして楽しく暮らしたい。それにしても外が暗い。季節は確実に秋に向かっている!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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