30年以上買ったったままで読まずにいた『街道をゆく』シリーズ数冊が家にある。その最後となる「耽羅(たんら)紀行」をやっと読み終えた。「耽羅紀行」の「耽羅」とは韓国の済州島である。本を手にしたとき、この意味がつかめず電子辞書で調べる。が、その掲載がない。パソコンで調べるとそれは済州島とある。済州島を電子辞書で調べると最後辺りに「耽羅」と載っていた。
自分の中では韓国はいつでも行かれる国とのイメージがあった。それなのに今日までとうとう行かずにいる。コロナ禍になって韓国がいくら近い国であっても所詮外国である。(とうとう行かずじまいでこの世を去る?)と考えるのも嫌だ。いつか必ず機会を見て行くようにしよう。
司馬遼太郎の『街道をゆく』はどのシリーズをとってもとても詳しく書いてある。このシリーズにある引用文献や参考文献をすべて読むと莫大な量になる。司馬遼太郎は文献を読みながら書いている。たとえ引用文献や参考文献を読もうとしてもその文献を探すだけで読むまでにはなかなか至れそうにない。それくらい聞いたこともないような文献である。
せめて凡人はそこまでしなくても『街道をゆく』シリーズ全読破を目指そう。とはいえ自分自身は生きてるうちに司馬作品全読破を目指している。1冊読み終えるたびに『司馬遼太郎全仕事』の一覧をコピーして読んだ順に蛍光ペンでその作品を消していく。この時は読むときと同じくらい至福の時だ。そしてブログの下書きにも司馬作品読書一覧表に記している。
台風11号は大きな被害もなく通り過ぎて行った。今日は最高気温34度と暑くなる。ただ朝晩は気温も下がって幾分過ごしやすくなっている。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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