2021年12月5日日曜日

長電話

  昨日午後は日本画教室の日。絵を習って家に着くと携帯に着信がある。電話の主は以前勤めていた職場の人だ。この人からは何年かおきに電話がかかる。今は石川県に住んでいるという。帰宅時刻は午後4時半過ぎ。いつもならば5時に夕飯を食べる。だが、昨日は電話が長くなって食事は6時半になった。少々遅い食事はどうでもいいことかもしれない。が、一日のスケジュールを決めているのでこの後のすべての時間配分が狂ってしまった。

 会社をリストラになって早くも19年が過ぎた。勤めていた会社は他の企業と合併したため大半はリストラ組だ。長く会っていない人とも会社に勤めていた頃と同じように他愛ない話をする。これはこれで楽しい。電話の主は会社が同じだった人と連絡を取っているらしく、その人たちの情報も入る。電話で話す度、いろいろとあったが勤めていた頃は楽しかったとの話に落ち着く。

 話していて面白いことに気づく。しきりにババカーと友だちは話す。それはシルバーカー、と教えてあげる。するとシルバーカーというのは知っているが長くなるのでババカーというそうだ。石川県ではシルバーカーをババカーというのかと思って聞いたら違っていた。

 ほかにもいいことを言っていた。70代になれば1人でまっすぐ立って歩ければ御の字、という。これは当然のことと思っていた。が、1人で思うように歩けない人も多くいるらしい。

 さて日本画。風景を描いている。膠の量が多いと発色が悪いと先生に教わる。絵が全体に暗い感じなので胡粉を混ぜて明るくする。が、それでも暗い。絵の表面下で膠が濃くなっているようだ。次回は絵具に膠を混ぜず、水だけ溶いて描くようにと教わる。これまで樹木を描いてきたが今回の絵は道がメインになるので難しい。その道も平坦でなくでこぼこ道だ。この描写が難しい。

 今年の絵の教室は来週と再来週で終わりになる。来年の教室の日程表をもらった。1年が過ぎるのは早い。とくにこの1,2年は無駄に過ごした気がしてならない。これもすべてはコロナ!?何もかもコロナのせいにしてしまうのもよくない。気持ちを切り替えよう。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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