11月3・4・5日の3日間、「高野山・熊野三山と伊勢神宮両参り」と銘打ったツアーに参加した。サブタイトルとして<3つの聖地と世界遺産を訪ねる>とある。熊野三山と伊勢神宮はこれまで出かけたことがある。だが、高野山は初めて行く場所だった。司馬遼太郎の『空海の風景』を読み、高野山に行っていないと気づく。コロナ禍の情勢であっても高野山に行こう、と思いつく。バスは奥深い山奥に向かっていく。くねくねした山道を行けども行けども目指す高野山へは到着しない。新大阪から3時間バスに揺られてやっと高野山に着く。途中、串柿の里の道の駅で休憩をはさむ。カキやイチジクの産地らしく、道の駅にも並べてある。買いたいけど旅は始まったばかり。
今回はGO TOトラベルキャンペーン第4弾目の旅となる。地域共通クーポン1万1千円を受け取って旅が始まる。この金額を旅を終える日までに使わないといけない。旅行中、お土産を買わなくなって久しい。だが、今回はもらったクーポン券を使わない手はない。お土産としてはかなりの金券だ。旅の目的地が和歌山県と三重県。高野山のある和歌山県でなるべく使うようにと添乗員は促す。
途中、立ち寄った南高梅のお店と1泊目のホテルの売店でもらった金券の大半を使う。キャリーバッグはお土産が幅をきかせる。これ以上は荷物になりそうだ。
旅の最終日、伊勢神宮参拝の後、おかげ横丁で長時間のフリータイムとなる。ここでお昼をチケットで使い果たす。コロナ禍がなんじゃ、と言わんばかりに目に着くのは修学旅行生と若者の姿だ。先ほど、修学旅行もGO TOトラベルの適用なのかをネットで調べるとOKのようだ。ということは各自クーポンを受け取っての買い物なのだろう。修学旅行生も楽しそうにお土産を買っていた。
久しぶりに旅行らしい旅行に出かけた。そしてよく歩いた。初日、9879歩。2日目、9705歩。そして最終日はなんと16734歩だ。3日間すべてトレッキングシューズで歩く。この靴、遠出の時の我が旅のお供になっている。これを履けば足元も軽やかに歩ける。ただ、山道を歩くので息が激しくなる。久々に運動した!と思える3日間だった。何事もなく楽しい旅は終わる。忘れかけていた旅心を取り戻す旅となった。
「いつまでもあると思うな親と金」ではないが、「元気さ」もいつまでも続くとは限らない。せめて元気なうちはどんどん遊び歩きたい。旅の詳細は後日のブログにアップしよう。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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