忠魂碑 |
母の月命日の昨日、お墓へ参る。気温は22,3度と暖かく上着はいらない。途中の道では皇帝ダリアがピンクの花をつけている。墓地から下を眺めるとかすんでいる。お参り後、あまりにも気持ちいいのでお宮を経由してきょろきょろしながら歩を進める。鳥居付近に大きな碑がある。数メートルの一枚岩でできた大きな記念碑だ。近づくと碑の手前の左右に勲二等〇〇〇〇と名を刻んだ石柱がある。気づいた!友だちのお父さんの名だ。碑の道をはさんだ前には今は入れない防空壕がある。
小学校時代の同級生に3,4年前、ひょんなことから合わせてもらった。その同級生は神童と言われたほど優秀な人だった。その人の父親は子供のころは町の教育長。その人の碑だ。先ほどネットでこの碑に記された名を検索すると、ずらーと項目がある。海軍出身らしく、勲二等が授与されたのはそのことにあるようだ。最近、旅で知り合った人も紺綬褒章を受章されたとその方のブログで知った。
勲章や褒章は自分自身とは何の関係もないお話だが実際にこういう人は身近にいるんだ、と思った。そして一昨日の織田幹雄スクエアで見た織田幹雄の辿った歴史や、両親が生きてきた時代は第一次世界大戦や第二次世界大戦を経験している。碑の人はそれより前の日露戦争も経験されているだろう。
なぜか近代に興味があるものにとって日露戦争から第二次世界大戦までは身近に思えてくる。司馬作品にハマるのもこういったことと関係ないとは言えない。友だちから時に一斉メールが送られてくる。ご自身の親類縁者や知り合いに送信されるメールだ。友だちはある信念を持っている。お父さんの経歴からそういう考えになるのだろう。基本的には自分自身もその考えに賛同する。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
ブログ投稿後に思い出す。友だちのお父さんとは小学校低学年のころ学校からご自宅を訪問して一度だけ会ってお話を聞いている。今となっては残念ながらその内容は思い出せない。
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