司馬作品を読むと今は使用されない漢字や言葉が頻繁に出てくる。せめて漢字くらいは知りたいとノートに記す。昨日、新聞折込チラシが30数枚あった。その中に、スーパーのチラシがある。売り出し広告に「豚スーシャ」とある。電子辞書で調べるが項目がない。ネットで調べるとこれは味付けした豚肉だった。豚肉は生姜焼き用やバラ肉を買い、味付けされたものは買わない。
他にも椎名誠の本を読んでいるとわからないキーワードに出くわす。「ぼくは四輪駆動車で行くのだから多少ダートな場所も迂回したりしてどんどん行ける。満員状態でやってくる団体巡礼の、性能が悪く古いトラックがときどきスタックし、長いこと動けない様子のところを走っていくことがよくあった。……」。49p(『ぼくがいま、死について思うこと』新潮社、2013年)
この〈ダート〉は電子辞書によると”dirt”のようで「土」や「走路」の意らしい。また〈スタック〉は”stuck”らしく、「雪やぬかるみで車が立ち往生する」ことのようだ。
元気に何ら変わらない日常を過ごしていてもわからないキーワードが出てくる。ノートに書き写すのは漢字だけでなくカタカナ語も記す必要がありそうだ。
話を変えて今朝の地元紙に気持ちいい記事がある。前夜の野球の試合を記者の目線で記す「球炎C」である。今朝は今年再ブレークしそうな選手の話題だ。「……自分を目いっぱいアピールする必要はもうない。この感覚を忘れないように、丁寧すぎる一振り一振り。打棒は一つ上のステージに上がった。安打を量産し、1ケ月。3番に座り、大事な場面で打席に向かうことが増えた。凡打でも右方向に打ち返しているところを見ると、以前の無用な欲がない。長く、つらい絶望からはい上がってきた男は、だから強い」。
頑張る人が好き。必死に応援すると疲れるがそれもまた今朝のような記事を読むと嬉しさは半端ではなくなる。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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