2019年10月8日火曜日

大きく伸びたレモンの木

 我が家のレモンの木が天まで届きそうに高くなる。自分の背の高さにまで止めないとシルバーにお願いしないといけない。昨日、涼しくなったので姉夫婦が墓参りにくるという。我が家に到着するまで枝切りばさみを出して低い枝から切り始める。父の大工道具を整理していて見つけた枝切りばさみ。3つもあった。ほかにも鋸などある。もしかして使用するかもしれない、そう思って保管していた。

 初めて使う枝切りばさみ。思うようには使えない。高く伸びた枝は箒のようなもので手前に引いて枝を切る。レモンの枝には硬い棘がある。枝を切り落としても切り落としてもまだ残る。姉夫婦が到着した。車から降りるのを見計らってとりあえず天高く伸びた枝を切ってもらう。それには鋸がいるらしい。何十年も使っていないさび付いた鋸を用意する。太い幹を切って木を低くする。あとは気になる箇所の枝を切って整えてもらう。これでシルバーに頼まなくてもよくなった。本当にありがたい!

 姉曰く「〇ーちゃんに頼みんさい。まだ当分、やってくれるから……」。〇ーちゃんとは姉の旦那のこと。そうはいっても家に関することは何でもかんでもこれまでも今でもやってもらっているので申し訳ない。その後、姉夫婦と車に乗ってお墓参り。隣の墓地の草を義兄は掃除し始める。「そこはよその墓地」、と告げても掃除をしている。墓参りの後はたまった塔婆を数本車に乗せてお寺へ持っていく。

 親の家に住む、とはこういった家に関することをしなくてはいけない。母が元気なころはすべて母一人がやっていた。姉は仏壇に置いている80歳過ぎの母の写真を見て、「おばあさんは元気だったよね。95,6歳まで生きて……」という。そして母の娘である私たちと一緒に旅に行った話になる。お墓参りを済ませると近くのビジネスホテルのレストランでランチをいただく。

 ランチといえば昨日、おかしいことがあった。姉が来る前に携帯電話が鳴る。友達からだ。「さみしいから電話した!」という。話の途中で「ダンスしよう!」と聞こえる。「ダンスは嫌じゃ」と言うと、さらに同じ言葉が返ってくる。どうも電話がはっきりしない。「ダンスは嫌!」とまた言うと、「ラ、ン、チ」と言っている。「ああ、ランチ!」。ランチがダンスに聞こえた。ということで後日、ランチとなった。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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