2019年10月5日土曜日

作品展当番日

受付でいただく

 昨日は日本画の作品展当番日。午前10時から午後2時までの当番中、ひっきりなしに来場者がある。案内状を出していない人が目の前に……。びっくりする。受付に座っているとほかの係から案内するようにとせかされる。そう言われて、ハッとする。まず目につくのは先生の絵。やはりほかの絵よりも目につくらしい。今年の作品展は大きな絵が多い。そのうち3人は県美展に入選されている。また、新たな人のうち3人は男性で絵を見て男女の区別がわかる。男性の絵は絵に力強さがある。

 絵の案内をした人は今回初めて見てくださった。2枚の樹木のうち、うまく描けてない画をほめてもらう。一昨日まで次の本画をやり直そうと決めていた。昨日の受付でも先生にその旨報告した。ところが樹木の風景を褒められるとすぐに気が変わる。今まで通り、次の作品も風景を描こう、となる。

 当番が終わるころ、見に来てくれるという人がやってきた。この人も風景を褒めてくれる。「豚もおだてりゃ……」で人の言葉にすぐに反応する。バスに傘を忘れたらしく、そのことが頭から離れない様子だ。当番後にそごう新館のカフェに行く。だが、落ち着かないようだ。先月、敦煌に行った旅の写真を見せてもらうが、なんとも気ぜわしい。広島駅までバスで移動して忘れ物をしたバスに乗るという。今朝、届いたメールによると無時、傘は戻ったとのこと。よかった!

 昨日の話では今年の5月から毎朝、6時から1時間かけて某寺までウオーキングしているという。遊びに行くには足が大事、と言うのだろう。そういえば、昨日絵を見に来た人のうち同級生がいる。この同級生は仕事で知り合った人の絵を見に来て、同級生である私の絵を見るようになった。昨日受付で会った際の言葉が「家に4回電話したが通じない」、「右ひざが痛い」といきなりのネガティブ発言。我が家にいくら電話しても電話機に登録していない番号には出ない。その旨伝える。同級生の名がその人の口から次々と出てくる。どうも11月初めに高校の同期で旅をするようだ。それに誘おうとしたのだろう。そのころは越後の旅が待っている。そう、伝えた。というか、人とつるんで、ましてや同級生と一緒に旅に行く気は毛頭ない。

 あわただしい一日は過ぎた。画像は受付にいて来場者からいただいたもの。ほかにもクッキーをいただく。ありがたい!きんちゃく袋をくださった人は見知らぬ人だが、わざわざ能美島から絵を見に来られた。かなりの御年でもお元気に外に出られている。ヒマワリの種は敦煌へ行った人のお土産。

 日本の書展の人から送られて余ったチケットを受け付けに置いていた。丁寧な文字で芳名録に書いている年配の男性に「書は?」と問うと喜んでチケットを受け取られる。

 広島駅で友達と別れて福屋で開催中の日本の書展を見に行く。今回は某会の人とフルートの人、そして春に出かけた台湾の旅で知り合った人が出品されている。デパートの8,9階が会場となっている。受付で出品者名の名前を告げて展示場所を教えてもらう。名前を探すだけでも大変なほど作品が多い。どの人の書も素晴らしい。ただ見る側の書に対する意識が乏しすぎる。

 書展で見知らぬ人の書が気に入る。ここに記そう。

 ★最も大事なことは
  人生を楽しむこと
  幸せを感じること
  それが全てです

 オードリー・ヘップバーンの言葉らしい。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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