2017年3月21日火曜日

時は待ってくれる!?

 四日間の旅の間、宿泊先は同じ宿で久しぶりの日本旅館。食事は3度の和食。旅の初日から珈琲に飢えてくる。初日の夕食は移動日のため飢えていたので全部食べた。これは良くないとわかっていても出されたものは美味しくいただく。三日目くらいからこれでは体に悪いと気づきだす。それでも残すのもどうかと考えても食べてしまう。屋久島はトビウオ(あご)で有名。そのため3度の食事に「あご」が出る。それも広島で食べるのと違って魚が大きい。

 ナニゴトも飽和状態になるとけだるさを覚える。四日目ともなるといくら魚好きでも「もうええよ」状態。家に帰ってもまだ飽和状態。服を着た状態で、体重計で測ると人生初の50キロオーバー。早く元の状態に戻そう。豚になるのはやっぱり食べる量、と今更ながらそう思う。とはいっても半端なく山を歩いた。それでも食べる量が平生の2・5倍は食べている。当分、グルメは要らない。

 話は変わって昨夜のBS、100年インタビューを見る。小田和正がインタビューされる人。インタビュアーはNHKのアナウンサー。小田はお爺さんが子供に語り掛けるように親しみを込めて優しく話す。「3連符、わかる?」など、音楽用語を使って話す。見ていてこの人の話し方に関心を抱く。まるで哲学を語るような話し方だ。頭がいい人なのだろう。そして自分自身を良く見つめている。

 どんなことを始めるにもかける言葉は「楽しくやりましょう!」だそうだ。この底辺には共通して楽しみを分かち合うことにあるらしい。「同じ感覚を持った人とつながりたい」という。このキーワード、凄くわかる。旅で知り合う人や習い物で知り合う人ともそのことに尽きるのかもしれない。ほかにも「時は待ってくれない」のではなく「時は待ってくれる」という。それは「何かを一生懸命やると思ってスタートすることが大事」らしい。そして「やりたいことを頑張っている人」には「時は待ってくれる」という。「夢を追いかける人には時は待ってくれる」そうだ。この番組タイトルは「100年インタビュー『時は待ってくれない』ゲスト小田和正」。番組を見てコンサートを聞きに行きたくなった。だが、チケットが問題。簡単には入手できそうにない。

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