2017年2月27日月曜日

第367回広響定演を聞く

 第367回広響定演を聞く。今回の演奏会のテーマは「ロマンの謳歌」。当初予定されていたピアニストのケマル・ゲキチに代わって清水和音がピアノを弾く。いずれにしてもともに素晴らしい演奏家だ。席は前から10列目の右端。この頃はこの席が定位置になりつつある!?なお、昨日の演奏曲目は下記のようであった。

 ♪メンデルゾーン 序曲「美しいメジルーネの物語」Op.32

 ♪リスト ピアノ協奏曲1番 変ホ長調S.124/R. 455

 ピアノに清水和音を迎え、アンコール曲として清水のソロはリスト作曲のペトラルカのソネット104番

 ♪シューマン 交響曲第1番 変ロ長調Op.38

 今回の指揮者はドイツ・ミュンヘン生まれのクレメンス・シュルト。指揮する姿はまるで指揮台で一人踊るダンサーのようだった。躍動的な指揮ぶりに圧倒される。なお、指揮者によるアンコール曲はメンデルスゾーン作曲弦楽八重奏~スケルツオ(管弦楽版)だった。

 寒い季節に行われる午後3時の演奏会はこの季節に打ってつけ。帰りの時間を気にせずにゆったりした気分で音楽が聴ける。アンケート用紙にこのことを書こう。だが、次回は行かれない。いずれにしてもいい演奏会だった。音楽に華がある!否、演奏テーマどおりロマンがある!?

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