今朝の地元紙オピニオン欄に神野直彦氏の記事がある。大見出しは「格差解消し社会で支えを」、小見出しは「学校教育の行方」。グローバル化が叫ばれて久しい。その動きから一転して地域社会の回復に向けた動きが各地で続いているという。この人についてはよく知らない。しかし、なんと素晴らしい考えと読んで感動する。早期英語教育などグローバル化の勢いが止まらない。その中でこういう考えの人もいる!素晴らしい!
「人間は生まれるときも死ぬときも一人の孤独なものだが、他人と手をつなぎ、温かい絆を得ることで安心して生きていける。そのことを教えるのが教育の本分だが、教育も新自由主義にのみ込まれてしまった…」と続く。そこには「教育は金もうけのために個人的な能力を身に付けるものと見なされてきたからだ」「教育を個人で買う商品とみなしている限り格差社会の解決は望めない」「教育は社会の構成員を育てる事業」という。
何でもかんでも「金もうけ」で一生を送る、としたらなんとかわいそうな人だろう。人の一生はいいことばかりは続かない。そのことは有名人を見てもわかる。名を成し、有り余る富を持った人に共通するのは本人、あるいは家族や周りに不幸がある。人には順風満帆と思えるとき、何かの不幸が訪れる。
若い頃、何かにつまづいて気落ちしていると母はいつも「すべてが揃った人はいない」と言って慰めてくれた。その思いがあるためか人を見て羨ましいとは思わない。どの人も何かを背負って生きている。そう思えば人をうらやむ前に自分で楽しみを見つければいい。
年末年始に届いた旅のカタログ。30年も送付し続ける某社と旅行最大手の某社から届く。年末には国内の南の島、年始はヨーロッパの旅を申し込む。ところが申し込む寸前、東京の姪からメールが入る。何と搭乗予定だったF航空がストのため、スペイン行きは急遽他の航空会社に変更して飛び立つという。今回申し込んだ航空機はF。まだ先の話だけど無事飛行機は飛ぶのか気になる。ともあれ、つまらないことを想わず今年も元気を出して国内外へ飛び出そう!ここまで生きてくると「格差」がどうじゃ、こうじゃの前に「健康」が一番と思うけど…。とはいっても、未来ある人にとって格差社会の解消は大事な問題!
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