2017年1月13日金曜日

百寺巡礼&民俗学

 2時間、「百寺巡礼」を見る。そのうちの一つは三仏寺(さんぶつじ)。鳥取県東伯郡にある。短大を卒業して間もなく、友と2人で山陰への旅をする。その頃は旅といってもユースホステル全盛時代。宿はこれに決める。そこで知り合った東京の大学生と予定を変更して三徳山三仏寺に参る。参るといっても何の予備知識もない。男子大学生についてひたすら登った。昨夜のテレビもそうだったけど「六根清浄」と書いてあるたすきをかけて素足に藁草履で山を登る。途中、鎖を頼りに登る個所がある。手元に当時の写真がない。だが、投入堂の前で写真に収まったことは覚えている。懐かしくテレビを見る。テレビの五木寛之は藁草履を腰にぶら下げて靴で登ることを許可された。
 
  番組のHPに「絶壁に建立された国宝・投入堂。写真家の土門拳が『日本一の建築』と評したほど。道のりは『百寺巡礼』史上かつてない厳しいものとなった 」とある。画像はHPより引用。http://www.bs-asahi.co.jp/100ji/
 
 この番組を見ると出かけたいところが増えてくる。出かけるといえば、昨日は初めての場所へ行く。見知らぬところへ行くのは楽しい。先日新聞を見てすぐに講演会を聞きに行こうと応募する。ところが場所がわからない。最寄り駅で駅員に教えてもらう。途中ほかの人にも2人に教えてもらって目的地に到着。入った瞬間、雰囲気というか「気」がいい!「気」を携帯辞書で引くと「はっきりとは見えなくても、その場を包み、その場に漂うものと感ぜられるもの」とある。
 
 その「気」。いい運気が漂う。そう感じるためか講演内容も素晴らしい。瀬戸内の魅力を民俗学の立場から話される。民族学は大いに関心がある。だが、民俗学も面白そう。係りの人に講座は定期的にあるのかを尋ねると年に数回あるとのこと。HPで調べるようにと教えてもらう。
 

 百寺もそうだけどまだまだ知らないことばかり。昨日のお話でも瀬戸内の郷土食も知っているようで知っていたのはたくさんの中の一つだけだった。話を聞いていてもすぐに周防や周南地方へ行きたくなる。動画は百寺巡礼のテーマ曲から。この歌、気に入ってしまった。3度目のブログアップ!

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